北陸電力新卒採用サイト

資材部門資材部門

資材部門資材部門

    土木建築部門の最大の使命は、将来にわたって良質で安価な電力を安定的に供給するための施設を造り、その維持管理を確実に実施していくことです。そのため土木建築部門は、発電所をはじめ、さまざまな重要施設の調査、計画、設計、建設、点検、保守の業務を行っています。
    発電所の建設にあたっては、地形・地質などの調査を実施し、安全性、経済性および環境保全等に配慮した設計、工事監理を行います。既存の土木・建築設備については、巡視・点検のスマート化、高度化を進めるとともに、適切な修繕・改良を行うことにより、安全性の確保はもちろんのこと、設備の延命化やライフサイクルコストの低減に努めています。特に、志賀原子力発電所においては、安全性をより一層高めるため、新規制基準に適合するよう安全性向上施策を実施しています。
    また、SDGs達成やカーボンニュートラル実現に向け、水力発電、風力発電などの再生可能エネルギー開発、石炭灰などの廃棄物有効利用促進および太陽光パネル廃棄ガラスの利用技術開発や二酸化炭素のセメント固化体への吸着技術開発などの一翼も担っています。
    このように土木建築部門には、発電所建設などスケールの大きな仕事にチャレンジできる環境に加え、新しい感性や高度な技術を必要とするやりがいのあるプロジェクトが無限にあります。

建築物のあり方を問い直し、何十年と稼働し続ける施設を北陸の地に

建築物のあり方を問い直し、何十年と稼働し続ける施設を北陸の地に

建築物のあり方を問い直し、何十年と稼働し続ける施設を北陸の地に
土木建築部 建築チーム北口 将広

入社 / 2013年

歩んできたキャリアは?

Q1歩んできたキャリアは?

特定の分野にとどまらず、幅広い観点、俯瞰した視野から建物を考えられるプロになりたい、そう考えていた私は、計画、構造、環境、現場監理など360°の分野を経験できる電力業界の建築部門に惹かれ入社。志賀原子力発電所の建物保全や安全性向上工事の現場監理を担った後、水力・火力発電所設備の新築・改修工事における基本計画策定から工事まで一連の取り組みも。さらに、当社保有建物の耐震性・構造評価や新規建設プロジェクトの技術的支援など、入社8年目にも関わらず多種多様な建設工事に関わり、技術を磨いてきました。

現在の仕事、プロとして意識していることは?

Q2現在の仕事、
プロとして意識していることは?

SDGsへの注力が企業価値を左右する時代、クリーンエネルギーと言えば北陸電力とのイメージに安住することなく、さらなる進化を生み出し、リードしていくことが私たちの意志です。私はCO2削減に向けた取組みの一つである石炭火力へのバイオマス燃料混焼プロジェクトにおいて、燃料貯蔵用サイロなど大型設備基礎設計、設備改造に取り組んでいます。未来に向けた北陸電力の代表挑戦事例とも言える当プロジェクトに構想段階から関わり、事業成立性の検討も行いながら、運転開始へ向けた歩みを進めています。私が強く意識しているのが、スケジュール管理やコスト削減はもちろん、北陸電力の中核設備として何十年と稼働し続けていくものとして建築物・発電設備のあり方を今一度問い直し、環境配慮や発電所機能向上、採算とのバランスを保ちながら工事を進行していくこと。決して簡単なことではありませんが、関係各所を巻き込み、いくつもの課題を解決しながら、人々の未来に貢献するクリーンエネルギーづくりに自ら挑んでいくことに大きなやりがいを感じています。

これから挑みたいことは?

Q3これから挑みたいことは?

北陸電力の事務所に魅力ある木造建築を導入したいと考えています。これまで企業の事務所として活用する中大規模の建築において木造建築適用は経済性や法令上の観点から非常に難易度の高いことでした。しかし、近年では新たな工法開発や法改正が進んだことでそれらの諸問題も解決され、また、サステナビリティの観点から木材利用が推進されるなど、実現の機運が高まっています。人々が過ごし、業務を行う心地よい空間として、また地域に溶け込む建造物として、魅力ある木造建築物を実現できるよう提案していきたいと考えています。

学生へメッセージを

Q4学生へメッセージを

分野を超えて、領域を超えて、横断的に一連の業務に携われるのが電力会社における建築分野の面白さです。これから何十年と使われ続けていく建物をつくり、この地に暮らし、生きていく人々の活動を支えていく。クリーンエネルギーを進化させ、環境に貢献していく。そんな挑戦をともにしていける仲間を心からお待ちしています。

Scenes 仕事風景

上司への決裁説明

上司への決裁説明

基本計画を手掛けている建物・工作物について委託仕様書や決裁書など資料を準備し、部内に提案。無事承認を受けた後は工事実施へ詳細を検討していきます。

設計打ち合わせ

設計打ち合わせ

設計に関して業務委託している設計事務所と打ち合わせ。計画をもとに、設計方針や各工程のスケジューリングを協議していきます。現在はオンラインで実施することも多くなっています。

構造評価報告書作成

構造評価報告書作成

発電所のようなプラント建築の分野では、内部設備の改造等に伴い、建物構造の再評価を実施することが多々あります。解析ソフト活用のもと建物の構造健全性を評価することで法令や規定に沿っているか確認を行い、報告をまとめます。

積算資料作成について後輩へ指導

積算資料作成について後輩へ指導

設計図に基づき、施工方法を考慮したうえで材料数量等を算出し、全体の工事費用を明らかにするのが積算業務です。後輩が作成した積算資料について、根拠等を確認し、具体的な工事のイメージを伝えながら、見落としがちな積算項目や記載方法などをアドバイスします。

若手のうちからプロジェクトの先頭に立ちチャレンジしていける風土がある

若手のうちからプロジェクトの先頭に立ちチャレンジしていける風土がある

若手のうちからプロジェクトの先頭に立ちチャレンジしていける風土がある
再生可能エネルギー部 水力土木チーム今川 暢人

入社 / 2021年

入社動機は?

Q1入社動機は?

もともと大学で学んだ環境問題に関する専門知識を活かして、地元に貢献したいと考えていました。カーボンニュートラル実現のために再生可能エネルギーに携わりたいと進めていた就職活動の中で、普段の生活を支えている電気を、低廉な価格で安定供給し続ける技術や地域貢献する北陸電力の姿勢に魅力を感じ、入社を決断しました。

現在の仕事、その魅力は?

Q2現在の仕事、その魅力は?

現在、水力発電所における設備の巡視や点検などの設備維持管理にAIやIoTなど新しい技術を導入し、これまで時間がかかっていた作業や危険が伴う作業を効率的かつ安全に遂行するための業務に取り組んでいます。実際に、私が考えたIoT機器を活用した設備保全業務のスマート化による改善が現場に反映され、各事業所に展開されています。このように、北陸電力は新しい技術や取り組みを積極的に取り入れ、活用する中でブラッシュアップしていき革新的な技術へと変換していくような風土があります。もちろん、水力全体の業務に影響するため大きな責任も伴いますが、若手社員のうちから先頭に立って、能動的に考えたことにチャレンジできるのは北陸電力ならではの大きな魅力だと感じています。

これからの目標は?

Q3これからの目標は?

電力自由化やグローバルな社会情勢の影響による電力価格の高騰など激変していく世の中において、私たちも、これまで以上に環境変化に対応し、電力の安定供給に励んでいかなければなりません。そのためには、AIやIoTなどの新技術導入をさらに積極的に行って、さまざまな変化に柔軟に対応していくことが重要だと考えています。また、再生可能エネルギーの発電量増加が望まれる昨今において、そのような新技術を活用し、部門における業務を高度化していくことは既存設備の発電量増加にもつながっていきます。土木技術者としてのスキルアップと、新技術の知見を活かして革新的な変化をもたらせる両輪を兼ね備えた人材へ成長していきたいと思います。

学生へメッセージを

Q4学生へメッセージを

諸先輩方から連綿と受け継がれる土木技術の向上はもちろん、新しい技術を積極的に取り込めるのが北陸電力の魅力でもあります。みなさんも、わたしたちと一緒にスキルを磨きながら革新的な技術の導入にもチャレンジし、北陸電力に新しい風を吹かせましょう。一緒に働ける日々を楽しみにしています。

One day 私の1日

8:20

出社、ミーティング

チーム内でミーティングを行い、1日の業務内容を確認します。業務の優先順位や重要度を考慮し、やるべきことを明確にしたうえで作業に取り掛かります。

ベンダーとの打ち合わせ
9:30

ベンダーとの打ち合わせ

IoT技術の導入に向けた打合せを行い、業務に必要なことや実務に導入するにあたっての課題点を共有し、現場で有効に活用できる技術の導入を目指します。

13:00

発表資料作成

各事業所の取組み発表する「土木技術研修会」に向けて資料の作成。導入を目指す新技術について、具体的な活用方法や効率化・省力化ポイントを活用事例等で紹介するなど、わかりやすい資料作りを目指します。

14:00

取り纏め資料の作成

主管部として、先日の地震を受け、当社が保有するハイダムの災害時の巡視を行う条件の取り纏め資料を作成。必要な情報を抽出し、表やグラフにまとめます。

取り纏め資料の作成
15:30

上司との打合せ

ベンダーとの打合せや作成した資料をもとに、上司へIoT技術の導入に関する説明を行い、今後の方針や展開について自分の考えや現状の課題を共有。いただいた助言を参考に業務を遂行していきます。

16:00

工事の設計・発注資料の作成

ダム改修工事に関する設計および発注資料の作成。不安な点は先輩や上司に確認しながら、工事施工に必要な作業員や機械を確実に設計に組み込んでいきます。

工事の設計・発注資料の作成
17:20

業務の振り返り、退社

1日の業務や打合せの内容を振り返り、整理します。退社後は、寮の近くの銭湯に行き、広い湯船につかれば、仕事の疲れも忘れられます。