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エネルギー取引部門エネルギー取引部門

エネルギー取引部門エネルギー取引部門

ロシアのウクライナ侵攻や脱炭素化による資源開発投資の減少等の影響により、燃料価格・電力取引価格の高騰や急激な価格変動、燃料安定確保の困難化など、エネルギーを取り巻く環境は大きく変化しています。
このような環境変化の中、エネルギー取引部門では、燃料と電力市場双方の需給動向や価格動向を踏まえた最適な需給計画を策定し、燃料の契約・受入調整、電力取引、実需給運用までを一元的に行うことで、電力の安定供給と利益の最大化の両立に取り組んでいます。
需給計画・運用業務においては、電力と燃料双方の価格動向を見据えつつ、発電所の補修時期や燃料の購入・配船時期を調整のうえ、将来の想定需要に見合う需給計画を策定するとともに、気温や天候等も考慮しながら日々の実需給運用を行っています。
燃料調達業務においては、需給状況や発電所の運転計画に合わせた燃料受入に向け、燃料供給会社・商社・海運会社等の多様な関係先との交渉・調整を行っています。
電力取引業務においては、需給計画をベースに、刻々と変化する電力市場の情報収集・分析を実施し、他事業者との交渉を通じた相対取引や卸電力取引所での市場取引を行っています。

安定供給の使命を胸に、最適な需給戦略を描いていく

安定供給の使命を胸に、最適な需給戦略を描いていく

安定供給の使命を胸に、最適な需給戦略を描いていく
エネルギー取引部
需給戦略担当 兼 エネルギー需給計画チーム
T・O

入社 / 2008年※所属は取材当時です

Q1 歩んできたキャリアは?

入社以来、料金業務や経理、営業、経営企画などを幅広く経験しました。電力小売全面自由化の際は、首都圏や北陸のお客さま向けの料金メニュー開発を担当。ニーズを分析し、価値を分かりやすく伝える重要性を学びました。経営企画部では電力需給バランスの想定業務や電気料金原価の管理・作成など、電気事業の根幹となる部分を経験しています。部門を横断して得た多角的な視点が、現在の業務で大きな強みになっています。

歩んできたキャリアは?

Q2 現在の仕事、
プロとして意識していることは?

エネルギー取引部門は燃料調達・需給運用・電力取引を一元的に管理し、まさに発電事業の土台となる役割を担っています。私は2024年度新設の需給戦略担当として、燃料調達から電力取引までを担う中で、さらに創意工夫の余地がある点、電力・燃料の相互協力により改善できる点を深掘りし、需給収支の最適化を目指しています。当初は手探りでしたが、各分野のプロと議論を重ねる中で、燃料調達と電力取引の課題は互いに補い合える部分が多いことに気づきました。電気事業を取り巻く環境が複雑化する中では、各分野の専門家との協業が成功の鍵を握ります。そのため、常にフラットで柔軟な対応を心がけています。チーム一体となって進めていく中で、自分の努力が会社の利益、そして電力の安定供給という社会的な使命につながることにやりがいを感じています。

現在の仕事、プロとして意識していることは?

Q3 これから挑みたいことは?

北陸電力の強みは、先人たちの努力により生まれた豊富な水力資源であり、北陸電力の今を生きる私たちが、この水力資源を守り、さらに価値を高めるために創意工夫を重ねる義務があると思っています。このような想いのもと、私はエネルギー取引分野において、DX推進や効率的な需給運用を通じ、そのポテンシャルを最大限に引き出していきたいです。変化する市場環境をリスクではなくチャンスと捉え、多様な背景を持つ社員がそれぞれの才能を発揮し、革新的なアイデアが生まれるダイナミックな組織づくりにも貢献していきたいです。

これから挑みたいことは?

Q4 学生へメッセージを

学生のみなさんは、様々なツールを使いこなし、多くの情報から最適解を見つけるのが得意だと思います。その新しい発想や考え方に刺激を受けることも多く、みなさんが我々をより成長・進化させてくれる、とても貴重な存在だと思います。これからの北陸電力に必要なのは、変化を恐れず、共に学び成長する意欲です。北陸のためにという想いのもと、明日の北陸を創る気概を持ったみなさんと働ける日を楽しみにしています。

学生へメッセージを

Scenes 仕事風景 Scenes 仕事風景

市況・需給状況確認

燃料・電力価格やスポット市場の
動向を分析し、次の一手を検討。

市況・需給状況確認

需給計画の検討

1〜3年先を見据え、燃料調達や電力取引の
方針決定の土台を策定。

需給計画の検討

取引先との情報交換

金融機関や商社などの取引先と会議し、
情報交換を実施。

取引先との情報交換

施策提言

燃料・電力取引双方の視点から意見を取り入れ、
取引方針に必要な施策を提言。

施策提言

Off Timeオフの時間の過ごし方

休日は3人の息子たちと全力で遊ぶのが、一番のリフレッシュです。公園で一緒に野球をしたり、とにかく体を動かして過ごします。平日以上に疲れることの多い休日ではありますが、元気な笑顔に囲まれていると、明日への活力が湧いてくるため、仕事を頑張るモチベーションになっていると感じます。

燃料調達の最前線で環境と経済の最適解を探る

燃料調達の最前線で環境と経済の最適解を探る

燃料調達の最前線で環境と経済の最適解を探る
エネルギー取引部 海外バイオマスチームM・N

入社 / 2015年※所属は取材当時です

Q1 入社動機は?

「人々の生活に欠かせない仕事がしたい」という想いを軸に、就職活動ではインフラ業界を幅広く見ていました。地元富山だけでなく様々な企業を検討する中で、最も心に残ったのが北陸電力社員の「人」の温かさです。北陸のために熱意を持って働く先輩方の姿に触れ、「私もこの人たちと、地域や産業を支える挑戦がしたい」と強く思うようになりました。入社してからもその印象は変わらず、温かい仲間に囲まれて働く日々の中で、あの時の直感は確信に変わっています。

入社動機は?

Q2 現在の仕事、その魅力は?

私は海外からバイオマス燃料を調達する、会社の経営を左右するダイナミックな仕事に取り組んでいます。上司から教わった「エネルギー取引のミッションは、コスト削減とリスクヘッジ」という言葉を胸に、若手のうちから数億円規模の案件を任せてもらえることに、大きな責任とやりがいを感じています。燃料調達と聞くと華やかなイメージがあるかもしれませんが、実際は地道な積み重ねの連続です。タフな価格交渉、為替変動の分析、複雑な契約書の読み込み、現地での粘り強い折衝など、見えない努力が成果を左右します。だからこそ、そうした一つひとつの積み重ねが実を結び、会社の利益として目に見える成果に繋がった時の達成感は格別です。

現在の仕事、その魅力は?

Q3 これからの目標は?

持続可能なエネルギー社会の実現に向け、環境負荷の少ないバイオマス燃料の安定調達体制を構築することが目標です。そのために国内外の新たなサプライヤー開拓に挑戦しています。将来的には、多様なエネルギーの知識を掛け合わせ、変化の激しい時代の中で常に先を読み、新しい価値を創造できる「燃料調達のプロフェッショナル」になりたいです。世界を舞台にしながらも、心にあるのは常に「北陸に貢献したい」という想いです。グローバルな視点と地域への想い、その両方を大切にこれからも歩み続けます。

これからの目標は?

Q4 学生へメッセージを

当社は一人ひとりの裁量が大きいからこそ、若手でも経営に直結するような仕事に挑戦できます。そして、その挑戦を全力で応援し、困ったときにはすぐに相談できる温かい社風が根付いています。就職活動では、何をしたいかだけでなく、どんな人と働きたいかという視点も大切にしてみてください。地域に深く根ざしながら、自分を成長させたいと願うなら、北陸電力は最高のフィールドであり、最高の仲間があなたを待っています。

学生へメッセージを

One day私の1日

9:00

出社、メール確認

9:30

燃料の取引先と面談

11:00

火力部・火力発電所と打合せ

14:00

燃料費の支払い業務

16:30

退社、子どものお迎えへ

Off Timeオフの時間の過ごし方

休日は二人の子どもと一緒に、家族みんなでアクティブに過ごすことが多いです。 天気の良い日には近くの公園へ出かけたり、家の前でバーベキューをしたり。子どもたちの元気な笑い声を聞きながら、外で過ごす時間が、家族にとってかけがえのない思い出になっています。