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立地部門立地部門

立地部門立地部門

電気を安定してお客さまにお届けするための発電所建設・維持管理には、行政機関や地権者の方々・地元の皆さま等のご理解をいただいた上で、必要な土地等の権利を取得し、管理しなければなりません。この仕事を担っているのが立地部門です。
地権者さま等からの権利取得や、地元の皆さまからの理解獲得には、関係者の方々とのコミュニケーションが欠かせません。これには、何度も交渉に足を運ぶことも必要ですが、こうした積み重ねによってご理解をいただけた時の達成感は、ひとしおです。
こうした業務のなかで発電所やその土地など、業務の成果が”形に残る”のが立地部門のやりがいです。
【立地部門の主な仕事】
○ 渉外業務
・地権者さまや行政機関等との交渉を通じた、発電所などの設備設置のために必要な土地・権利の確保・維持管理
・設備設置に要する行政機関への許認可申請
○ 管財業務
・取得した土地・権利や契約の管理・保全(賃料の支払いや契約更新など)
・許認可の管理(行政機関への更新手続きなど)

地域との信頼を紡ぎ、未来のエネルギーへつなげていく

地域との信頼を紡ぎ、未来のエネルギーへつなげていく

地域との信頼を紡ぎ、未来のエネルギーへつなげていく
立地共生部 立地計画チーム/立地業務チームR・K

入社 / 2021年※所属は取材当時です

入社動機は?

Q1入社動機は?

学生時代、建設現場で空に向かって伸びるクレーンを見上げながら、「地図に残るようなモノづくりの仕事に携わりたい」という想いを抱いていました。就職活動を進める中で気づいたのは、あらゆる産業や人々の暮らしに不可欠な電気の存在でした。工場も、病院も、家庭も、電気なくしては成り立ちません。電力業界であれば、より多くのモノづくりに携わることができると考え、強く惹かれました。特に、生まれ育った北陸の美しい風景を大切にしながら、人々の生活基盤を根底から支えたいと思い、地域と共に歩む北陸電力なら、その夢を実現できると確信し、入社を決意しました。

現在の仕事、その魅力は?

Q2現在の仕事、その魅力は?

火力発電所の渉外業務および管財業務を担当しています。渉外業務では、開発構想が発表されたLNG2号機建設計画について地域のみなさまにご理解をいただくための対話を行い、管財業務では、発電所を支える大切な土地の管理業務を行っています。

この仕事の醍醐味は、顔の見える関係の中で、地域との深いつながりを築けることです。地権者の方や地元の方々と膝を突き合わせてお話しする中で「北陸電力さんなら安心できる」というお言葉をいただく瞬間は、単なる信頼ではなく先人たちが築き上げてきた歴史の重みと未来への責任を同時に感じる貴重な体験です。

特に印象深いのは、当初は計画にご理解を得るのが難しかった地権者の方との出会いです。最初はお話を聞いていただくことすら困難でした。しかし、発電所の必要性だけでなく、地域の将来について想いを語り、真摯に向き合い続けました。やがてその方は心を開いてくださり、最終的には「あなたが言うなら信じるわ。これからは用事がなくても家に寄って欲しい」とまで言っていただけたのです。地権者さまと心で向き合うことの尊さを教えてくれた、私の原点となる経験です。

これからの目標は?

Q3これからの目標は?

カーボンニュートラルは世界的な潮流であり、当社にとっても未来を賭けた重要な挑戦です。発電所の建設は、技術や経済性はもちろんですが、なによりも地域のみなさまのご理解とご協力なくしては一歩も進められません。その最前線で地域と会社の架け橋となる立地・用地業務の役割は、今後ますます重要になると確信しています。

「法令や基準は単なるルールではない。背景にある先人たちの知恵や地域との約束を読み解いてほしい」という上司の言葉を胸に、専門性を磨くことはもちろん、より円滑なコミュニケーションを図れるよう説明力や対話力を身につけていきたいです。大きな変革期の中で、10年後、20年後も変わらず、この北陸の美しい大地を守りながら、電力の安定供給とカーボンニュートラルの両立へ向けた挑戦をしていくことが私の目標です。

学生へメッセージを

Q4学生へメッセージを

コンセントにプラグを挿すとき、その向こう側を想像したことはありますか。電気は、まるで空気のように当たり前に存在します。しかし、その当たり前は、誰かが土地という基盤を用意しなければ決して始まりません。私たちの仕事は、その最初の、そして最も重要な一歩を担っています。一見地味に見えるかもしれませんが、地域の方々と向き合う中で自分の仕事が何万人もの暮らしを、社会を、そして未来をたしかに支えているという揺るぎない実感を得ることができます。失敗を恐れず、情熱を持って挑戦できるみなさんとともに、北陸から日本のエネルギーの未来をつくっていける日を、心から楽しみにしています。

One day 私の1日

8:40

出社・チームミーティング

業務内容や進捗を報告し、チーム全体で取り組むべき課題や情報を共有。一日の方向性を確認し、スタートします。

出社、情報収集
10:00

地域のみなさまを訪問

発電所建設計画について、地域のみなさまへご説明。計画を伝えるだけでなく、地域の生の声に耳を傾ける大切な時間です。ご相談やご要望をお聞きし、関係部署と連携して迅速に対応します。

13:00

関係部署との打ち合わせ

将来の電源構成の見通しについて技術部門や計画部門など複数の部署と協議。それぞれの視点から意見を交わし、今後の進め方やスケジュールを確認します。

関係部署との打ち合わせ
15:00

社内説明

土地賃貸借契約の更改について条件をまとめた資料を用いて社内で説明を行います。上司からのアドバイスを受けながら、地権者さまへの最適な提案方針を決定します。

17:20

資料修正、退社

打ち合わせや説明を踏まえ、資料をブラッシュアップ。その後、地権者さまとの次の対話に向けたアポイントを調整し、明日への準備を整えます。街の灯りを見ながら、自分の仕事がこの景色につながっていることを実感する瞬間です。

退社