当社は、将来にわたり安定して電気をお届けするために電源のベストミックスを目指しています。なかでも、供給安定性および経済性に優れ、地球環境にも優しい原子力を、電源多様化の中核に位置付けており、石川県羽咋郡志賀町において志賀原子力発電所1号機および2号機の運転・保守管理業務などを行っています。
原子力発電所は、幅広い技術の集積から成り立っており、原子力を専攻した人に限らず、電気・電子、機械、化学など様々な分野の専門性を持った社員が発電所の運転・保守などに活躍しています。
また、電力各社と協力して、安全性・信頼性の向上に向けた研究、原子燃料サイクルや放射性廃棄物処理処分の確立に向けた研究、海外の原子力事業者との交流なども行っています。
2011年3月に発生した「東日本大震災」により、東京電力株式会社福島第一原子力発電所において重大な事故が発生したことは、大変深刻な事態と受け止めています。この事故を踏まえ、「安全性向上施策」を着実に実施していくことで、今後も志賀原子力発電所の安全性をより一層高める対策に継続的に取り組んでいきます。