用地部門は、安定した電気をお客さまにお届けするために不可欠な送配電設備に係わる用地の権利取得や、これらの権利を管理する業務を行っています。送配電設備を建設するためには、土地の所有権だけでなく、送電線を架設するための権利の取得や、これらに関わる各種の契約を締結する必要があり、用地業務では様々な法令に関する知識が求められます。また、用地交渉の場面では、幅広い見地から判断しなければならないことが数多くあり、交渉力やコミュニケーション能力はもちろんのこと、高度な判断力と問題解決力も要求されます。
さらに、送配電設備が将来にわたって地域に受け入れられるためには、地域のみなさまのご理解・ご協力が不可欠であり、建設時、あるいはその前の段階から地域の皆さまと密接に係わり、信頼関係を築くことも用地部門の大事な業務のひとつです。
用地部門は、送配電事業における事務部門として非常に重要な役割を担っています。
【用地部門の主な仕事】
○ 渉外業務
・ 設備設置のために必要な土地や諸権益の確保
・ 設備設置に要する許認可申請
○ 管財業務
・ 取得した土地や契約(諸権益)、許認可の管理、保全