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再発防止対策

信頼性向上への取組み

第6回 再発防止対策検証委員会

議事概要

1.日 時  平成20年3月3日(月)10:01〜12:09

2.場 所  ANAクラウンプラザホテル金沢 瑞雲の間 (石川県金沢市)

3.出席者
【委員】児嶋委員長、石田副委員長、大橋委員、沖野委員、梶委員、澁谷委員、中島委員、細川委員 (計8名、50音順)
【会社】永原社長、松長副社長、塩谷常務、鷹西品質管理部長、金井原子力部長 (計5名)

4.議事要旨

【児嶋委員長あいさつ】

○今回は年度の終わりで検証の一つの節目になる委員会。皆さんの審議により、実りのある委員会としたい。

【発電設備に関する再発防止対策の実施状況】

○会社から、資料3にもとづき、再発防止対策の進捗状況、仕組みの機能状況、社外とのコミュニケーションの実施状況、企業風土改革に向けた取り組み状況等を説明。
○委員からは「28項目にわたって大変に真摯な取り組みを継続し、目標を全てクリアした。再発防止対策としての取り組みは定着している」との評価であった。
○次回の開催は未定だが、来年度も適宜開催し、北陸電力の取り組みを継続的に検証し、その結果を公開していくこととなった。

<主な意見>

◆再発防止対策の進捗状況

・「仕組み作り」は全て完了し、「運用状況」も全て100%を達成。実際には一部に100%超のものもあるが、100%を下回るものは一つも無い。

◆仕組みの機能状況

○「隠さない・隠せない仕組み」の機能状況
・「隠さない意識」のアンケート調査では、全ての異常事象の通報について「形式だけで意識の変化は無い」との回答が減少しており(12人→4人)、コンプライアンス意識は格段に向上したものと評価できる。
・今後は、グループ討議等において、若い社員に刺激を与え、前向きに取り組むよう、目新しさもまじえて注意喚起していくことが必要。
・アンケートを実施する際には、どのような結果になることを目指すのかについて事前に決めておくことが必要。

◆社外とのコミュニケーション

・志賀原子力発電所の地元において、色々な場を通じて行われている説明会や見学会は着実に浸透してきており、地元の皆さんの理解が進んできている。
・日常生活で電気を使っている女性の理解を得ることがとても大事。幹部も含め、分かりやすい説明に努めて欲しい。
・トラブル時の模擬的な演習・訓練をできるだけ公開して欲しい。

◆企業風土改革に向けた取組み

・外部組織による評価の結果は向上しており、大変な努力の結果であると評価できる。

◆平成20年度以降の再発防止対策の進め方

・原子力を運営する事業者は驕りの気持ちを取り払い、しっかりと自己を管理するとともに、時々はこのような会議で外部から客観的に検証し、立ち止まって考えつつ、真摯な気持ちで進めることが大事。
・今の取り組みが風化しないよう、今後も全社一丸となって継続することにより、新しい企業風土として根付いてくれることや、安全文化が確立されることが期待できる。その際、常に新しいものを求めて改善していくとともに、地元住民の視点を忘れないで頑張って欲しい。
・委員会としては、北陸電力の取り組みを継続的に検証し、その結果を報告していくべき。

【平成19年度報告について】

○資料4にもとづき、平成19年度報告案が審議された結果、一部修文のうえで、委員会の報告として了解された。
○児嶋委員長から永原社長に対し、平成19年度報告が提出された。

<永原社長あいさつ>

・1年近く一生懸命に取り組んできた結果、仕組み作り等の実施状況が100%に達するとともに、PDCAサイクルが定着していることを確認していただいた。当初は社内だけでは独り善がりの取り組みとなる不安があったが、検証委員会の皆さまからの貴重な意見でその都度軌道修正していただき、感謝する。平成20年度以降もこの方向で取り組んで参りたい。


5.配布資料
    資料1.議事次第
    資料2.委員名簿
    資料3.発電設備に関する再発防止対策の実施状況について
    資料4.平成19年度報告【審議後修正版】


委員会の模様委員会の模様


平成19年度報告の授受平成19年度報告の授受
(左から永原社長、児嶋委員長、石田副委員長)

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