メーカーから、インフラを支える
電力ビジネスの世界へ
- まずは自己紹介を兼ねてお互いのキャリアの歩みを。
- 私はメーカーでキャリアをスタートし、自動車部品・精密部品を長く扱ってきました。そこでの歩みは波乱万丈と言うか、取引先廃業・取引先流出後の既存部品移管や海外進出に際する現地取引先開拓、新会社立ち上げと出向、社内結婚と二度の産休・育休からの復帰と、いろいろありましたね。北陸電力に転職し、資材部 土木建築・一般契約チームで発電所や関連施設の建て替え・修繕請負工事、また社内外システム開発や委託業務の契約業務を通じて電力安定供給への土台づくりを行っています。大石さんは?
- たくさんのエピソードがありそうですね。私は他電力会社のグループ企業からの転職です。もともとは発変電所の点検業務や工事の施工管理を担っており、2020年に北陸電力へ。現在は北陸電力送配電にて変電所の保守管理業務を行っています。井田さんはなぜ北陸電力に?
電力関連会社から、
俯瞰して電力事業を担える北陸電力へ
- 前職では育休後も出産前と同様の仕事を続けていたのですが、繁忙期には子育てを富山の実家に住む母などに頼らざるを得なくなるときもあり、Uターンを真剣に考えたんです。地元に戻るなら地域を支えていきたいと考え、インフラを支える電力ビジネスが魅力的に見えました。
- 私の妻も北陸の出身です。子どもの未来を考え配属先や単身赴任の有無などを気にしていましたが、北陸電力がカバーするのは富山、石川、福井の3県。地域自体がコンパクトなので配属転換があったとしても、車で1時間ほど走れば家族のもとへ駆けつけられるのは北陸地域ならではだと思います。
- 前職も電力関連と聞きましたが、仕事についてはどうですか?
- これまでは主に工事や点検に携わっていましたが、それだけをやっているとどうしても視野が狭くなってしまいます。転職するならより俯瞰して電力事業を担いたいと考え、電力設備の管理・運用全般に取り組める北陸電力に入社しました。もちろん前職での経験は大きく役立っていますよ。
北陸電力で働く人々の
人柄の良さが魅力的
- 北陸電力の魅力はいっぱいあるんですけど、一番は人の良さだと思います。北陸地域は本当に人柄の良い方々が多いんです。これは北陸に住んだことがある人であれば共感してもらえると思うのですが。
- たしかにそうですね。
- とても穏やかですよね。相手を尊重するという文化が根づいていると言うか、それが北陸の人々なんだと思います。いろいろなあり方を受け入れてくれる寛容さを感じますね。仕事でも同じです。私の上司は、仕事に対する想いや熱意を全面に出していいんだと言ってくれて、非常に嬉しかったのを覚えています。とは言え、私の場合は海外での経験からはっきりとイエス・ノーを伝える会話に慣れていたこともあり、話した後にきつい言い方をしたな、なんて反省することが今でもよくあるのですが。
プロフェッショナリズムは
他電力にも劣らない
- 私が働くのは電力安定供給を直接担う部分でもあるので、業務中は厳しく、ルールやプロセスに従いながら緊張感を持って取り組んでいます。みなさん知識も技術もある方々ばかりで、規模のわりにプロフェッショナリズムは他電力にも劣らないと感じることが多いです。
- 大石さんは北陸ではない地域の出身だと思いますが、こちらでの仕事には慣れましたか?
- 仕事中は厳しいと言いましたが、ひとたび仕事が終われば気さくで距離感がぐっと近いです。上司や先輩でも転職したばかりの私を非常に気にかけてくれて、ランチや飲み会はもちろん、中には自分が休日に釣った魚を届けてくれることも!私は違う地域の出身なので、北陸の人の温かさや優しさ、人と人が認め合いつながっている関係には特に驚きます。人間味あふれる暮らしだなと。そんな方々と仕事をしていて、転職直後でもすぐに職場に馴染むことができました。
チームワークを重視して
何事も助け合っていく
- 北陸には子育てと両立しながらキャリアを歩む女性がたくさんいますよね。ライフイベントと仕事の両立という意味ではどうですか?
- 実際、富山県は共働き世代の比率も大きく、さまざまなライフイベントや働き続ける女性のキャリアについて理解の深い方が多いですね。まわりの友人にも、育児も仕事もという方がたくさんいます。北陸電力には産休・育休はもちろん看護休暇やゆとり休暇の制度があり、子育てはしやすいと感じています。家から車で30分もかからないところに自然あふれる遊び場がたくさんありますし、のびのび子育てできています。
- 全員が何事にも自分ごとのように取り組み、チームワークを重視して解決していこうというカルチャーを感じています。職場では、そのような助け合いの影響と、もともと就業時間などの管理がしっかりしている社内環境と相まって、同業からの転職ではありますが、転職前と比べて家族との時間が大きく増えたのも嬉しいですね。次の休みは家族でどこに行こうかなんて私もよく考えていて。選択肢があり過ぎて、迷ってしまうくらいです。
オンフオフをはっきり区別できる
充実した環境
- ワークスタイルの観点では、深夜残業や休日出勤はほとんどありません。最近は案件が佳境に入り、帰るのが少し遅いときもありますが、オンとオフをはっきり区別できています。総じて他にはない充実した環境だと自信を持って言えますね。
- 家族のことに加えて、私の場合はキャリアと仕事の観点で意識が大きく変わったんです。より俯瞰的な仕事を担えるようになったことで電力に対する使命とやりがいを実感しながら仕事に打ち込めるようになりました。キャリア採用入社でもこれからの成長に期待してもらい、研修などの教育機会も多くあるので視座を高められます。
北陸の暮らしを支え、
この地域に貢献していける
- まじめな話が多くなってしまいましたが、単純に私は北陸が好きなんです。朝に仰ぎ見る立山連峰だったり、夕映えの呉羽山だったり、時期によって違う表情を見せてくれるこの街に、帰ってきて良かったと心から思っています。冬の曇天は気が重くなりますが、寒いときには食べ物だってお酒だっておいしい。自然もたくさんあって、海水浴でもハイキングでも、釣りでも、キャンプでも、お出かけの場所には困りません。北陸電力で働くことは、こんな地域の人々の暮らしを支え、この地域に貢献することでもあります。ぜひ、北陸にようこそ、ここでの仕事と暮らしを体験してみてください!
ライフもワークも、
魅力がぎゅっと詰まっている
- 私も四季折々で表情を変えるこの土地が好きになりました。現場へ移動しているときの何気ない日常風景に安心するんですよね。転職するときは正直不安もありましたが、仕事の幅も広がり、これまで以上に充実した生活を送れています。ライフも、ワークも、その魅力がぎゅっと詰まった北陸地域、北陸電力は私にとってぴったりの環境。褒めすぎたかもしれませんが、少しでも気になった方はぜひ、北陸電力へ。一緒に働ける日を楽しみにしています!