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エネルギー・ミックス

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6.再生可能エネルギーの現状と課題

期待が寄せられる再生可能エネルギー

 石油や石炭等の化石燃料と違い、水力や太陽光、風力などの再生可能エネルギーは環境への負荷が少なく、資源が枯渇しないエネルギーであり、化石燃料に代わるエネルギーとして、大きな期待が寄せられています。
 太陽光発電の国別の導入状況を見てみると、中国が圧倒的に多くなっています。日本は世界第2位の規模を誇っており、補助金制度や電力購入制度などを背景に、屋根の活用による住宅用を中心とした導入が進んでいます。
 また、世界の風力発電設備容量は近年急速に増加しています。導入が最も進んでいるのは中国で、世界の35%を占め、次いでアメリカとなっています。日本は第19位で、地域別にみると風況に恵まれた東北地方への設置割合が大きくなっています。


<世界の太陽光発電導入状況>


世界の太陽光発電導入状況

 出典:IEA「PVPS」


世界の太陽光導入量国別割合

出典:IEA「TRENDS 2017 IN PHOTOVOLTAIC APPLICATIONS」

<世界の風力発電導入状況>


世界の風力発電導入状況

 出典:自然エネルギー白書2017資料


世界の風力発電導入量国別割合

 出典:NEDO資料、GWEC「Global Wind 2016 Report」より作成

<日本の太陽光発電・風力発電導入量の推移>


日本における太陽光発電累積導入量


日本における太陽光発電累積導入量

 出典:IEA「Trends 2017 in Photovoltaic Applications」


日本における風力発電導入量


日本における風力発電導入量


 出典:NEDO資料、GWEC「Global Wind 2016 Report」より作成



再生可能エネルギーの発電量は全体の約15.3%

 日本の2016年度の発電電力量に占める再生可能エネルギーの比率は15.3%にとどまっており、主要国と比べると比率は低く、今後はこれらの発電電力量を増加させることが大きなテーマといえます。


<発電電力量に占める再生可能エネルギー比率の比較>


発電電力量に占める再生可能エネルギー比率の比較

 出典:【日本以外】2015年推計値データ、IEA Energy Balance of OECD Countries(2016 edition). 【日本】総合エネルギー統計2016年度速報値



再生可能エネルギー導入の課題

 再生可能エネルギーは発電時にCO2を排出しない国産のエネルギーで、エネルギー自給率の低い日本にとって重要なエネルギー源です。
 一方で、火力発電や原子力発電と同じ電力量を得ようとすると広大な土地が必要であったり、天候に左右され発電が不安定であるなどさまざまな課題があります。
 今後、再生可能エネルギーの導入を増やしていくためには、発電コストや出力の不安定性などの課題に対応する必要があります。

<太陽光・風力発電の出力変動>


太陽光・風力発電の出力変動


 電源別の発電単価を見てみると、再生可能エネルギーは、比較的発電単価が割高となっています。


電源別の発電単価

 出典:発電コスト検証ワーキンググループ(平成27年5月)



 再生可能エネルギーの導入を推進しているドイツ(再生可能エネルギー比率:30.6%(2015年))では、買取制度などで電気料金が上昇し、国民の負担増という課題に直面しています。

<ドイツ再生可能エネルギー賦課金の推移>


ドイツ再生可能エネルギー賦課金の推移

 出典:ドイツ連邦環境省、ドイツ・エネルギー・水道事業連盟(BDEW)、連邦ネットワーク庁資料をもとに作成


<各国の家庭用電気料金推移>


各国の電気料金推移

 ※各国ともに、全ての年について税込み価格を2016年の為替レートで円換算している。
 ※デンマークの2016年は欠損値。
 ※スペインの家庭用の2015年の値は異常値であったため、算出根拠であるEurostatの値を基に推定。
  出典:電力中央研究所報告資料





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