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7 自然災害との闘い

1963年(昭和38)三八豪雪
最大積雪量は富山市で186cm,金沢市で181cm,福井市で213cm。北陸地域全域に被害がおよび,電柱損壊は全設備の約1%の3,724本,電線被害は約3%の6,859径間条。全停電403回線,部分停電986回線。

1981年(昭和56)五六豪雪
射水線・新婦中線など5送電線路で11基の鉄塔が倒壊・折損。主に福井・富山県内の送配電設備を中心に着雪または樹木倒壊による送配電線の断線,支持物の倒壊が多発。停電は延べ41万戸(北陸電力管内の全お客さま戸数の約46%)。

2004年(平成16)福井豪雨
橋南変電所が冠水したほか足羽川の小和清水・足羽・白粟・持越の4発電所に土砂流入。送電鉄塔,電柱の損壊,配電線の断線が多数発生。停電は最大6,300戸(延べ2万2,700戸)。

2005年(平成17)
50万V能登幹線鉄塔の倒壊
石川県羽咋市福水町地内で発生した大規模な地すべりによって500kV能登幹線No.32号鉄塔が倒壊し,隣接する鉄塔5基(No.29・30・31・33・34号鉄塔)の塔体および腕金が損傷。能登方面全域の10万9,200戸で最大8分間停電するとともに,電線の垂下・断線により国道415号線が一時通行止め。


2024年(令和6)
令和6年能登半島地震・奥能登豪雨
2024年1月1日,能登地方を震源とするマグニチュード7.6,最大震度7の地震が発生し,能登地域を中心に延べ約7万戸(最大約4万戸)の大規模停電が発生。協力会社や災害時連携計画に基づく他の電力会社の応援も受けながら,1日あたり最大1,400名規模の体制で復旧作業に従事した。
同年9月21日には能登地方で線状降水帯が発生し,大規模な豪雨災害をもたらした。1時間雨量が100ミリを超え,13河川が氾濫。能登地域を中心に最大6千戸の停電が発生した。地震による被害が残る中,豪雨災害が重なったことで,復旧作業は難航を極めたが,一日も早く電気を届けるため懸命な復旧作業に従事した。






復興支援の取組み
私たち北陸電力グループは,これまで地域の皆さまに支えられながら,歩んでまいりました。
能登半島地震,奥能登豪雨という未曾有の災害に見舞われましたが,グループ企業や関係機関,そして地域の皆さまと「こころをひとつに」して復旧に取り組んだ経験を通じ,当社グループがどうあるべきかを見つめ直す機会となりました。
北陸地域とともに歩んできた北陸電力グループのDNAを再認識し,被災地の復興を願うすべての皆さまと「こころをひとつに」して北陸地域の復興・更なる発展に全力で取り組みます。


