原子力情報 > マンスリーレポート
志賀原子力発電所の月々の概況、トピックス、運転保守情報について
(1)志賀原子力発電所1号機
12月は定期検査のため停止していました。(平成23年10月8日より第13回定期検査を実施中)
(2)志賀原子力発電所2号機
12月は定期検査のため停止していました。(平成23年3月11日より第3回定期検査を実施中)
志賀原子力発電所「技術発表会」を開催
12月25日、志賀原子力発電所において「技術発表会」を開催しました。
技術発表会では、燃料集合体のチャンネルボックス上部(クリップ)の欠損確認の結果や志賀原子力発電所1号機原子炉冷却材再循環系配管溶接部の高周波誘導加熱による配管応力改善(IHSI)工事などについて発表しました。
日々の業務の中で培った知識を広く発電所員に分かりやすく紹介し、情報を共有化しました。
技術発表会を定期的に開催することにより、技術レベルおよびプレゼンテーション能力の向上を図るとともに、発電所員がより広い視野で業務に取り組めるよう努めています。
技術発表会の様子
志賀原子力発電所における事故、故障等に関する情報です。
これは、法令・安全協定に基づき、国、石川県および志賀町に連絡しているものです。
12月は、該当するものはありませんでした。
志賀原子力発電所における機器の修理等の運転保守に関する情報です。
これは、法令および安全協定には該当しませんが、連絡基準覚書に基づき石川県および志賀町に連絡しているものです。
発生月日 | 連絡月日 | 件名・事象の概要 | 連絡区分 | 詳細 |
平成25年 12月20日 | 平成25年 12月24日 (公表済) | 志賀原子力発電所1号機 原子炉冷却材再循環系配管溶接部の点検終了について 志賀原子力発電所1号機の原子炉冷却材再循環系配管の高周波誘導加熱による配管応力改善工事において、施工前の状態確認のため超音波探傷検査を実施していたところ、10月30日、原子炉冷却材再循環系の2箇所の配管溶接部にひび(最大長さ約178mm)を確認しました。 (10月31日お知らせ済み) 引き続き、残りの箇所の検査を実施し、12月20日に全ての点検が終了しましたが、新たなひびは確認されませんでした。 ひびが確認された配管溶接部については、配管の取替えも含め、対策を検討中です。 | U | プレスリリース12/24 |
連絡基準覚書とは、石川県、志賀町との間で締結した「志賀原子力発電所における石川県・志賀町への連絡基準に係る覚書」です。
連絡区分 T : 直ちに連絡が必要なもの
連絡区分 U : 区分Tよりも緊急性の程度は低いが、速やかな連絡が必要なもの
連絡区分 V : 保守情報として定期的(原則、翌月10日まで)に連絡することが適当なもの