原子力情報 > マンスリーレポート
志賀原子力発電所の月々の概況、トピックス、運転保守情報について
(1)志賀原子力発電所1号機
10月は定期検査のため停止していました。(平成23年10月8日より第13回定期検査を実施中)
(2)志賀原子力発電所2号機
10月は定期検査のため停止していました。(平成23年3月11日より第3回定期検査を実施中)
志賀原子力発電所において緊急時対策棟等の報道公開を実施
当社は、10月9日に志賀原子力発電所「緊急時対策棟」及び「1号機運転訓練シミュレータ」を報道関係者に公開しました。
「緊急時対策棟」は福島第一原子力発電所の事故に対する安全強化策として、原子力防災活動に必要な緊急時対策室、通信設備、放射線管理設備を設置したものです。
また、「1号機運転訓練シミュレータ」は主盤・副盤を実プラントと同一の外観と機能を有する「フルスコープシミュレータ」として設備を更新したものです。
緊急時対策棟
志賀原子力発電所における事故、故障等に関する情報です。
これは、法令・安全協定に基づき、国、石川県および志賀町に連絡しているものです。
10月は、該当するものはありませんでした。
志賀原子力発電所における機器の修理等の運転保守に関する情報です。
これは、法令および安全協定には該当しませんが、連絡基準覚書に基づき石川県および志賀町に連絡しているものです。
発生月日 | 連絡月日 | 件名・事象の概要 | 連絡区分 | 詳細 |
平成25年 10月30日 | 平成25年 10月31日 (公表済) | 志賀原子力発電所1号機 原子炉冷却材再循環系配管溶接部におけるひびの確認について 志賀原子力発電所1号機の原子炉冷却材再循環系配管の高周波誘導加熱による配管応力改善工事において、施工前の状態確認のため超音波探傷検査を実施していたところ、10月30日、原子炉冷却材再循環系の2箇所の配管溶接部にひび(最大長さ約178mm)を確認しました。 今後、ひびの深さ測定等を実施するとともに、引き続き、残りの箇所の検査を実施します。 | U | プレスリリース10/31 |
連絡基準覚書とは、石川県、志賀町との間で締結した「志賀原子力発電所における石川県・志賀町への連絡基準に係る覚書」です。
連絡区分 T : 直ちに連絡が必要なもの
連絡区分 U : 区分Tよりも緊急性の程度は低いが、速やかな連絡が必要なもの
連絡区分 V : 保守情報として定期的(原則、翌月10日まで)に連絡することが適当なもの