経営情報

トップメッセージ


取締役会長 久和 進、取締役社長 社長執行役員 金井 豊

 皆さまには,平素より格別のご高配を賜り厚くお礼申しあげます。

 2020年度上半期の連結収支につきましては,売上高は,総販売電力量の増加はあったものの,燃料費調整額の減少等により減収となりました。一方,経常利益は,小売販売電力量の減少はあったものの,卸販売電力量の増加,燃料価格の低下および火力発電設備に係る修繕費の減少等により増益となりました。
 中間配当につきましては,一定程度の利益を確保できたことなどを踏まえ,これまでの配当予想のとおり,1株につき5円の配当といたしました。
 2020年度の業績予想につきましては,新型コロナウイルス感染症の収束見通しが不透明であり,販売電力量等への影響が見通せないことから,引き続き未定としております。
 また,期末配当予想につきましても,年度の業績見通しが不透明であることから,1株につき5円の予想を維持することといたしました。

 2018年4月に一部のお客さまに料金値上げをお願いして以降,一時は他社への切り替えが増加していましたが,営業活動の積極的な展開により,当社と再契約を頂くケースも増えてきました。また,首都圏での販売も好調に推移してお
り,電力自由化後の小売販売にはしっかり対応できていると考えています。今後も,新料金メニューの設定やほくリンクの会員・サービス拡大,トータルソリューション営業等によって,お客さまから引き続き選択いただけるよう努めるとともに,これまで以上に,電力販売と合わせた新たな価値サービスの提案や自治体との連携強化を目指していきます。
 また,新たな事業領域の創出に向けて,「地域の課題解決」「保有資源と新技術を融合した新たなサービス」「海外電力事業」の3分野に集中的に取り組んでいきます。今後,地域が抱える課題やニーズに積極的に対応し,ビジネスチャンスにつなげるとともに“お役立ち”の精神で地域の発展を牽引していきます。
 当社グループは,低廉で良質なエネルギーの安定供給や新たな価値サービスの提供等により,エネルギー事業を通じて豊かな暮らしや低炭素社会の実現に取り組んでいます。また,地域に根差したインフラ事業者として,これまで培ってきた技術や知見等を活用し,地域が抱える社会的課題の解決にも地域と一緒になって取り組んでいきます。今後も,ESG(環境・社会・ガバナンス)の視点による経営を更に深化させることで,持続可能な社会の実現(SDGsの達成)に貢献していきます。

 皆さまにおかれましては,当社グループに対し,なお一層のご理解とご支援を賜りますようお願い申しあげます。

 

2020年11月