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マンスリーレポート(平成21年度)

過去のマンスリーレポート

平成21年度

4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月


マンスリーレポート(平成21年4月分)

1.概 況

(1)志賀原子力発電所1号機
現在、定格熱出力で運転中です。
平成19年7月7日より第11回定期検査を実施していますが、3月27日に石川県および志賀町から再起動についてご了承をいただき、3月30日に原子炉を起動しました。現在、定格熱出力で運転しながら、営業運転開始に向けた総合的な性能確認を実施しています。

(2)志賀原子力発電所2号機
現在、定格電気出力で運転中です。
4月13日に気体廃棄物処理系において放射線レベルの有意な上昇が認められたため微小な燃料漏えいと判断し、漏えい燃料範囲特定のため出力を約60%まで降下させました。特定後は、漏えいの拡大防止のため漏えい燃料近傍の制御棒5本を全挿入した後出力を上昇させ、4月26日に定格電気出力に到達しました。
詳細については「3.事故・故障等の情報」をご覧ください。 

2.トピックス

(1)アリス館志賀 「4月イベント」
アリス館志賀では、4月18日(土)〜19日(日)の2日間、『科学について「見て」学ぼう!!』をテーマに「開館記念イベント2009」を開催しました。
科学実験ショー「霧箱で自然放射線を見よう!」では、戸田一郎先生(当社エネルギー科学館「ワンダー・ラボ」サイエンスプロデューサー)と一緒にドライアイスやアルコールなどで霧箱を作りました。実験に参加した子供達は、自然放射線が飛んだあとにアルコールの霧の中にできた細い飛行機雲のような道筋を見て、目を輝かせていました。
外の芝生広場では、「アリス館志賀チャレンジランキング」として、「かさバランス」や「ピンポン玉遠投」に大勢のチビッコが挑戦し、自分の記録が書かれた認定証をもらいうれしそうでした。
次回イベントは、6月7日(日)『6月ミニイベント2009』を予定しております。
皆さまのご来館をお待ちしております。

実験ショー

チャレンジランキング 


3.事故・故障等の情報

志賀原子力発電所における事故、故障等に関する情報です。
これは、法令・安全協定に基づき、国、石川県および志賀町に連絡しているものです。 

発生月日 連絡月日 件名・事象の概要 分類 詳細
平成21年
4月13日

平成21年
4月13日(公表済)
漏えい燃料範囲の特定作業実施のための出力降下について(2号機)
志賀原子力発電所2号機は、定格電気出力で運転中のところ、4月12日に気体廃棄物処理系の放射線レベルが上昇したことから、燃料からのガス状の放射性物質の漏えいが起きたものと判断し、監視を強化しておりました。4月13日には、漏えい量が増加したため、漏えい燃料範囲の特定作業を実施することとし、電気出力を約60%まで降下させました。
作業の結果、漏えい燃料範囲を特定し、4月19日、近傍の制御棒5本を全挿入することにより当該燃料の熱出力を抑制し、漏えいの拡大防止を図りました。その後出力を上昇させ、4月26日、定格電気出力に復帰しました。
なお、排気筒モニタ及びモニタリングポストの指示値に変動はなく、外部への放射能の影響はありません。次回の定期検査で漏えい燃料を特定し、新燃料と交換することとしています。
安全協定 プレスリリース4/13

プレスリリース4/20

プレスリリース4/28

4.運転保守情報

志賀原子力発電所における機器の修理等の運転保守に関する情報です。
これは、法令および安全協定には該当しませんが、連絡基準覚書に基づき石川県および志賀町に連絡しているものです。

4月は、該当するものはありませんでした。

連絡基準覚書とは、石川県、志賀町との間で締結した「志賀原子力発電所における石川県・志賀町への連絡基準に係る覚書」です。

連絡区分 T :  直ちに連絡が必要なもの
連絡区分 U :  区分Tよりも緊急性の程度は低いが、速やかな連絡が必要なもの
連絡区分 V :  保守情報として定期的(原則、翌月10日まで)に連絡することが適当なもの

マンスリーレポート(平成21年5月分)

1.概 況

(1)志賀原子力発電所1号機
定格熱出力で運転中です。
平成21年5月13日、第11回定期検査を終了し、営業運転を開始しました。

(2)志賀原子力発電所2号機
定格電気出力で運転中です。 

2.トピックス

(1)アリス館志賀 「5月イベント」
アリス館志賀では、ゴールデンウィーク期間中の5月3日(祝・日)〜6日(祝・水)の4日間、「身近にあるものを使って『科学』について学ぼう!!」をテーマに「こどもの日イベント2009」を開催しました。
3日と5日の科学実験ショー「光の科学〜光の反射と屈折〜」では、高野哲夫先生(サイエンスプロデューサー)が、S字鏡や直角鏡などいろいろな鏡を使ったときの物などの見え方や、大きな蓄光紙に人影の残像がボンヤリ暗闇に浮かび上がるなどの実験を行いました。会場の子供たちから何度もおどろきの声が上がりました。
4日は、地元志賀町の「志賀天友太鼓」と「土田子供太鼓」による力強い太鼓演奏、6日には、「きらら華小町」と「能登國涌浦七士」の迫力あるよさこい演舞に加え、「きらきらkids」がステキなダンスを披露しました。会場となった芝生広場は、たくさんの観客で大変賑わいました。
次回イベントは、7月19日(日)、20(祝・月)『7月海の日ベント2009』を予定しております。
皆さまのご来館をお待ちしております。

実験ショー

きらきらkidsダンス 


(2)志賀原子力発電所 「原子力エネルギー安全月間の行事開催」
毎年5月は「原子力エネルギー安全月間」です。
志賀原子力発電所では、5月27日にNPO法人あすかエネルギーフォーラム理事長の秋庭悦子さんを講師にお招きし、「消費者の視点で考える原子力」と題して講演会を開催しました。
5月29日には永原社長による安全督励を開催しました。「志賀原子力発電所は北陸地域の電力の安定供給確保のみならず、二酸化炭素排出量削減による低炭素社会実現への切り札として必要不可欠な電源です。自分の仕事に誇りを持って取組んでほしい。」と社員を激励しました。

永原社長による安全督励

3.事故・故障等の情報

志賀原子力発電所における事故、故障等に関する情報です。
これは、法令・安全協定に基づき、国、石川県および志賀町に連絡しているものです。

5月は、該当するものはありませんでした。 

4.運転保守情報

志賀原子力発電所における機器の修理等の運転保守に関する情報です。
これは、法令および安全協定には該当しませんが、連絡基準覚書に基づき石川県および志賀町に連絡しているものです。

発生月日 連絡月日 件名・事象の概要 連絡区分 詳細
平成21年5月15日 平成21年6月10日 格納容器冷却系冷却器凝縮水流量の指示値低下について(1号機)

志賀原子力発電所1号機は、定格熱出力一定運転中のところ、5月15日(金)に、格納容器冷却系冷却器凝縮水(以下、「凝縮水」という。)流量計の指示値が徐々に低下していることを確認しました。
この凝縮水が流入する格納容器ペデスタル外高電導度廃液系サンプの液位から算出した時間当たりの凝縮水流入量には変化がなく、凝縮水流路または流量計に不具合が生じたものと推定しています。
なお、格納容器内の漏えいの有無については、格納容器ペデスタル外高電導度廃液系サンプ液位計により直接監視しており、凝縮水流量計が使用できなくても、安全上の問題はありません。
外部への放射能の影響はありません。
V 14KB
平成21年5月20日 平成21年6月10日 原子炉冷却材浄化ポンプ(B)の部品交換について(2号機)

志賀原子力発電所2号機は、定格電気出力一定運転中のところ、5月18日(月)から原子炉冷却材浄化ポンプ(B)の軸受部の摩耗を示す指示値が上昇し、監視を強化していました。5月20日(水)さらにこの指示値が上昇していることを確認したため、同日1時28分に同ポンプを点検のため停止しました。
分解点検の結果、羽根の位置を安定に保つための部品に摩耗があり、交換が必要であると判断しましたので、消耗品である軸受部と併せて新品に交換いたします。
外部への放射能の影響はありません。
V 51KB
平成21年5月23日 平成21年5月23日(公表済) 地震の発生について

志賀原子力発電所1号機は定格熱出力一定運転中、2号機は定格電気出力一定運転中のところ、平成21年5月23日(土)5時15分頃、石川県西方沖を震源とする地震(震度:志賀町 3)が発生しました。
発電所(1号機原子炉建屋地下2階)での震度は0でした。
志賀原子力発電所1号機及び2号機は、安定に運転を継続しております。放射線モニタの指示値に変動はなく、外部への放射能の影響はありません。
T プレス リリース5/23

連絡基準覚書とは、石川県、志賀町との間で締結した「志賀原子力発電所における石川県・志賀町への連絡基準に係る覚書」です。

連絡区分 T :  直ちに連絡が必要なもの
連絡区分 U :  区分Tよりも緊急性の程度は低いが、速やかな連絡が必要なもの
連絡区分 V :  保守情報として定期的(原則、翌月10日まで)に連絡することが適当なもの

マンスリーレポート(平成21年6月分)

1.概 況

(1)志賀原子力発電所1号機
定格熱出力で運転中です。

(2)志賀原子力発電所2号機
定格電気出力で運転中です。 

2.トピックス

(1)アリス館志賀 「6月イベント」
アリス館志賀では、6月7日(日)、「6月ミニイベント2009」を開催しました。
金沢市の劇団「羅針盤」のお二人による科学実験ショー「名探偵アリーの事件簿」では、探偵アリー・スーカンとシカマチ助手が科学の力を使い、会場のお客さまと一体となって、ケーキをこっそり食べた犯人を捜したり、盗まれたアリーの帽子を取り返したりしました。
「お絵かき教室」では、多くの家族連れが今井りえ先生(高岡市:Kimama House)に教えていただきながら、4色のパステルを使って、パステルアート作りを体験しました。削ったパステルを綿でこするように紙に色をぬっていき、かわいい絵を仕上げました。
次回イベントは、7月19日(日)、20(祝・月)『7月海の日イベント2009』を予定しております。
皆さまのご来館をお待ちしております。

科学実験ショー

お絵かき教室


(2)志賀原子力発電所 「清掃活動を実施」
志賀原子力発電所では,6月11日に「環境月間」の活動として、発電所前面にある海岸を清掃しました。
この清掃活動には,志賀原子力発電所の所員と協力会社従業員の約70人が参加し,ゴミ袋約140個分のゴミを回収しました。

海岸清掃の様子

3.事故・故障等の情報

志賀原子力発電所における事故、故障等に関する情報です。
これは、法令・安全協定に基づき、国、石川県および志賀町に連絡しているものです。

6月は、該当するものはありませんでした。 

4.運転保守情報

志賀原子力発電所における機器の修理等の運転保守に関する情報です。
これは、法令および安全協定には該当しませんが、連絡基準覚書に基づき石川県および志賀町に連絡しているものです。

6月は、該当するものはありませんでした。

連絡基準覚書とは、石川県、志賀町との間で締結した「志賀原子力発電所における石川県・志賀町への連絡基準に係る覚書」です。

連絡区分 T :  直ちに連絡が必要なもの
連絡区分 U :  区分Tよりも緊急性の程度は低いが、速やかな連絡が必要なもの
連絡区分 V :  保守情報として定期的(原則、翌月10日まで)に連絡することが適当なもの

マンスリーレポート(平成21年7月分)

1.概 況

(1)志賀原子力発電所1号機
定格熱出力で運転中です。

(2)志賀原子力発電所2号機
平成21年7月10日より第2回定期検査を実施中です。 

2.トピックス

(1)アリス館志賀 「7月イベント」
アリス館志賀では、7月19日(日)・20日(月・祝)の2日間、『夏休みに研究したくなる「ふしぎ」を見つけよう!』をテーマとして「海の日イベント2009」を開催しました。
夏休み工作コーナーでは、夏休みの工作や自由研究等の宿題のヒントになるような工作をしました。「魚がうごく!?ふしぎなペットボトルをつくろう!」では、お弁当用のしょうゆ入れとペットボトルを使った浮沈子作りに挑戦しました。なかなかうまく魚が浮き沈みせず、皆さん悪戦苦闘していました。「あれ?何も書いてない?ふしぎな絵はがきをつくろう!」では、紫外線にあたると絵が出てくる不思議な絵の具を使って、皆さん思い思いの絵を書いていました。
ふしぎなマジックショーの「アレマー玉井のLet’sマジック!」では、講師のアレマー玉井先生が、とても楽しい話術とマジックを披露してくれました。2日間で計10回のショーは、毎回立見がでるほど大盛況で、参加してくれた皆さんは不思議なマジックに驚いていました。ショーの最後には、家に帰ってからできるマジックグッズのプレゼントもありました。
次回イベントは、8月13日(日)〜16(日)『お盆イベント2009』を予定しております。
皆さまのご来館をお待ちしております。

工作

マジックショー


(2)志賀原子力発電所 「安全大会を開催」
志賀原子力発電所では,7月10日に2号機の第2回定期検査の開始に伴い,安全大会を開催しました。
当日は,発電所所員・協力会社社員等合わせて約1,100名が参加し、定期検査におけるゼロ災害を誓い合うとともに,安全かつ確実に工事を完遂させることで,地元の方に安心していただけるよう心を一つにしました。

安全大会の様子

3.事故・故障等の情報

志賀原子力発電所における事故、故障等に関する情報です。
これは、法令・安全協定に基づき、国、石川県および志賀町に連絡しているものです。

7月は、該当するものはありませんでした。 

4.運転保守情報

志賀原子力発電所における機器の修理等の運転保守に関する情報です。
これは、法令および安全協定には該当しませんが、連絡基準覚書に基づき石川県および志賀町に連絡しているものです。


発生月日 連絡月日 件名・事象の概要 連絡区分 詳細
平成21年7月16日 平成21年8月10日 タービン潤滑油の漏えいについて(2号機)

第2回定期検査中の7月16日(木)21時20分頃、タービン建屋地下2階にある油清浄機からタービン潤滑油が漏えいしているのを運転員が発見しました。漏えいした油の量は約11.5m3で、全て防油堤内に留まっていました。
漏えいした油から放射能は検出されず、外部への放射能の影響はありません。
漏えいの原因は、主タービン潤滑油の供給停止操作を実施した際、油清浄機への潤滑油供給停止操作を行わなかったため、主タービンからの戻り油が油清浄機に流入し、ここから漏えいしたものです。
また、タービン潤滑油関連の警報が発報しましたが、対応が遅れていました。
再発防止対策として、手順書の改善を行うとともに、発生した警報に対して適時的確に対応することを再周知しました。
V 54KB

連絡基準覚書とは、石川県、志賀町との間で締結した「志賀原子力発電所における石川県・志賀町への連絡基準に係る覚書」です。

連絡区分 T :  直ちに連絡が必要なもの
連絡区分 U :  区分Tよりも緊急性の程度は低いが、速やかな連絡が必要なもの
連絡区分 V :  保守情報として定期的(原則、翌月10日まで)に連絡することが適当なもの

マンスリーレポート(平成21年8月分)

1.概 況

(1)志賀原子力発電所1号機
定格熱出力で運転中です。

(2)志賀原子力発電所2号機
平成21年7月10日より第2回定期検査を実施中です。 

2.トピックス

(1)アリス館志賀 「8月イベント」
アリス館志賀では、8月13日(木)〜16日(日)の4日間、「お盆イベント2009」を開催しました。
13日はあいにくのお天気でしたが、地元の子供達「SKT11」(エス・ケー・ティー・イレブン)による、かわいいパフォーマンスに大勢のお客さまが見入っていました。また、15日は地元の太鼓団体「増穂少年八幡太鼓」と「志賀豊年力太鼓保存会」による力強い太鼓演奏がありました。
今回のイベントの目玉である科学実験ショー「名探偵アリーの事件簿2」(14日・16日)では、金沢の劇団「羅針盤」のお二人がお客さまを巻き込んで、楽しい実験劇を披露してくれました。紫いもの汁を使って酸性・中性・アルカリ性を見分ける実験に、子供達も興味津々でした。
その他、夏休み工作コーナーやサイエンス縁日「マッチ棒パズルに挑戦」を実施しました。「マッチ棒パズルに挑戦」では、マッチを動かして違う図形を作るのに悪戦苦闘するお客さまが見られました。脳にはよい刺激になったのではないでしょうか。
次回のイベントは、9月20日(日)、21日(月・祝)『秋イベント2009』を予定しております。皆さまのご来館をお待ちしております。

太鼓演奏(増穂少年八幡太鼓)

実験ショー


(2)志賀原子力発電所 「インターンシップの実施」
志賀原子力発電所では8月24日(月)から28日(金)の5日間にわたりインターンシップを実施し、今年は9名の学生が参加しました。
参加者は,発電所の広報業務・放射線の測定・運転保守等、日頃接することのできない業務を体験しました。

インターンシップの様子

3.事故・故障等の情報

志賀原子力発電所における事故、故障等に関する情報です。
これは、法令・安全協定に基づき、国、石川県および志賀町に連絡しているものです。

8月は、該当するものはありませんでした。 

(参考)
  2号機の燃料からの放射性物質の漏えい(平成21年4月13日他お知らせ済み)について、定期検査で漏えい燃料を特定するとしていましたが、調査の結果、漏えいした燃料棒1本を特定しました。今回漏えいが確認された燃料集合体は、新しい燃料集合体に取り替え、今後、再使用はしません。(プレスリリース8/12

4.運転保守情報

志賀原子力発電所における機器の修理等の運転保守に関する情報です。
これは、法令および安全協定には該当しませんが、連絡基準覚書に基づき石川県および志賀町に連絡しているものです。


発生月日 連絡月日 件名・事象の概要 連絡区分 詳細
平成21年8月12日 平成21年8月13日 チャンネルファスナの落下について(2号機)

第2回定期検査中の8月12日(水)23時ごろ、使用済燃料貯蔵プールにおいて、燃料集合体にチャンネルボックスを装着する作業中、水中のチャンネルファスナの収納容器に、作業に用いる工具が接触し、収納容器の底蓋が開いたため、チャンネルファスナ7個がプールの底面などに落下しました。
その後、8月13日(木)16時過ぎから当該チャンネルファスナの回収を実施し、同日20時30分には全数を回収するとともに、プール内の構造物に擦り傷やへこみ等の異常がないことを確認しました。
本事象による外部への放射能の影響はありません。
原因は、目測を誤って工具を移動経路近くにあった収納容器に接触させたためであり、収納容器の配置を変更するなど作業管理の改善を行ってまいります。
U プレスリリース
8/13


プレスリリース
8/14
平成21年8月17日 平成21年8月18日 燃料取出作業中における燃料上部での布の発見について
(2号機)

第2回定期検査中の8月17日(月)22時23分ごろ、原子炉から使用済燃料貯蔵プール(以下、「プール」という。)へ燃料取出作業を行っていたところ、プールへ移動した燃料の上部に白い布(約20センチ×約30センチ)を発見しました。
本事象によるプールの冷却機能への影響はありません。また、外部への放射能の影響もありません。
布を回収するとともに原子炉内及びプール内の確認を行い、新たな布などの異物がないことを確認しました。
調査の結果、布が持ち込まれた原因は、今回の定期検査において原子炉につながる系統の弁の点検時に使用した布が弁内に残され、点検後の通水に伴い、原子炉内に流入したものと推定しました。
今後、弁などの組み立て等にあたっては、必要に応じ、ファイバースコープを用いて弁などの内部を確認する等により、異物混入防止に努めてまいります。

U プレスリリース
8/18

プレスリリース
9/10


連絡基準覚書とは、石川県、志賀町との間で締結した「志賀原子力発電所における石川県・志賀町への連絡基準に係る覚書」です。

連絡区分 T :  直ちに連絡が必要なもの
連絡区分 U :  区分Tよりも緊急性の程度は低いが、速やかな連絡が必要なもの
連絡区分 V :  保守情報として定期的(原則、翌月10日まで)に連絡することが適当なもの

マンスリーレポート(平成21年9月分)

1.概 況

(1)志賀原子力発電所1号機
定格熱出力で運転中です。

(2)志賀原子力発電所2号機
平成21年7月10日より第2回定期検査を実施中です。 

2.トピックス

(1)アリス館志賀 「9月イベント」
アリス館志賀では、9月20日(日)〜21日(祝・月)の2日間、「『芸術、スポーツ(ゲーム)、科学』の3つの分野で新発見しよう!」をテーマとして「秋イベント2009」を開催しました。
2日間とも気持ちのいい秋晴れで、シルバーウィーク中だったこともあり、大勢のご家族連れに来館頂きました。
20日の「パネルシアターっておもしろい!」では、金沢市の吉田久子先生がパネルシアターを披露されました。先生がパネルのキャラクターを動かしながら歌う歌にあわせて、会場のお客さまも一緒に歌いました。
21日の「おや?あれ?なぜ?の科学実験教室」では、サイエンスレンジャーの澤柿教誠先生が、空気や磁石の不思議を実験しながら、楽しく教えて下さいました。水を入れたビンにガーゼでフタをして逆さまにしても中の水が落ちてこない実験では、皆さん「あれ??」と不思議そうでした。
次回のイベントは、10月24日(土)、25日(日)『みんなでエコドリーム2009』を予定しております。皆さまのご来館をお待ちしております。

パネルシアター

科学実験教室


(2)志賀原子力発電所 「志賀原子力発電所2号機 第2回定期検査状況を報道機関に公開」
志賀原子力発電所では、9月18日に2号機の定期検査の状況を報道機関に公開しました。
当日は、多くの報道機関に取材いただき、当日のテレビニュースや翌日の朝刊で報道されました。(新聞6社・テレビ5局)
第2回定期検査は平成21年7月から実施しており、平成21年11月中に終了する予定です。

原子炉格納容器内公開の様子

タービンフロア公開の様子

3.事故・故障等の情報

志賀原子力発電所における事故、故障等に関する情報です。
これは、法令・安全協定に基づき、国、石川県および志賀町に連絡しているものです。

9月は、該当するものはありませんでした。 

4.運転保守情報

志賀原子力発電所における機器の修理等の運転保守に関する情報です。
これは、法令および安全協定には該当しませんが、連絡基準覚書に基づき石川県および志賀町に連絡しているものです。


発生月日 連絡月日 件名・事象の概要 連絡区分 詳細
平成21年9月15日 平成21年9月15日 燃料配置検査中における燃料上部での異物の発見について    
(2号機)


第2回定期検査中の9月15日(火)5時ごろ、原子炉内の燃料上部に繊維状の異物を発見し、13時30分に回収しました。
本事象による外部への放射能の影響はありません。
回収した繊維状の異物について、拡大観察、成分分析などの調査を行った結果、今定期検査における原子炉につながる系統の弁・機器の点検時に使用した布がほつれたものと推定しました。また、同一であると特定はできないものの、8月17日(月)に発見・回収した布の一部である可能性が高いと考えております。なお、これまでの確認作業において、新たな布などの異物がないことを確認するとともに、原子炉内の清掃を行いました。
今後、弁・機器の点検時においては、見えにくい箇所にはファイバースコープ等による異物確認を徹底するとともに、点検時に使用する布はほつれにくいものにすることとし、異物混入防止対策に万全を期していきます。
U プレスリリース
9/15


プレスリリース
10/6
平成21年9月26日 平成21年9月28日 原子炉格納容器内での溢水について(2号機)                            

第2回定期検査中の9月26日(土)10時30分ごろ、原子炉ウェルを洗浄した水の残水を原子炉格納容器内のサンプへ排水していたところ、サンプに流入した水が溢れ原子炉格納容器内の床面に広がりました。直ちに排水作業を中止するとともに、溢れた水については回収しました。床面の水の量は約72リットル、放射能量は約12万ベクレルでした。
本事象による外部への放射能の影響および作業員の被ばくはありません。原因は、作業手順書において排水作業時の残水量が明確でなく、サンプの容量を上回る残水が流入したことによるものです。
今後は、サンプへの流入が多量とならないよう、残水量の上限を作業手順書に明記します。また、類似の作業の手順書においても問題がないか確認いたします。
U プレスリリース
9/28

連絡基準覚書とは、石川県、志賀町との間で締結した「志賀原子力発電所における石川県・志賀町への連絡基準に係る覚書」です。

連絡区分 T :  直ちに連絡が必要なもの
連絡区分 U :  区分Tよりも緊急性の程度は低いが、速やかな連絡が必要なもの
連絡区分 V :  保守情報として定期的(原則、翌月10日まで)に連絡することが適当なもの

マンスリーレポート(平成21年10月分)

1.概 況

(1)志賀原子力発電所1号機
定格熱出力で運転中です。

(2)志賀原子力発電所2号機
平成21年7月10日より第2回定期検査を実施中です。 

2.トピックス

(1)アリス館志賀 「10月イベント」
アリス館志賀では、10月24日(土)、25日(日)の2日間、『エコロジーで、学ぼう!遊ぼう!体験しよう!』をテーマとして「みんなでエコドリーム2009」を開催しました。
24日の「わくわく算数ショー」では、数学者の秋山仁先生が数や図形の不思議について、道具を使って分かりやすく教えてくださいました。また、和音がきれいに聞こえるのは数学で証明されていると先生自らアコーディオンを弾きながら歌も披露してくださいました。
25日には、アリス館イベントでおなじみとなった劇団「羅針盤」による科学実験ショー「名探偵アリーの事件簿」が行われました。参加者の皆さんは、風船を割らずに棒を通す方法や、氷を液体の真ん中に浮かべる方法を体験しながら学びました。
その他、YOSAKOI競演や志賀町太鼓演奏、電気自動車の試乗、フローリィと能登原子力センターと連携したエコエコクイズラリーなどにも大勢の方が参加されました。
次回イベントは、11月22日(日)、23日(月・祝)『11月イベント2009』を予定しております。皆さまのご来館をお待ちしております。

名探偵アリーの事件簿

YOSAKOI競演


(2)志賀原子力発電所 「再発防止対策検証委員会が志賀原子力発電所を視察」
10月21日、能登ロイヤルホテルにて再発防止対策検証委員会が開催されました。委員会開催に先立ち、検証委員の方々に志賀原子力発電所2号機の中央制御室や原子力技術研修センターなどを視察いただき,再発防止対策実施状況について確認いただきました。
なお,視察の模様は報道機関にも取材いただき,当日のテレビニュースや翌日の朝刊で報道されました。

原子力技術研修センター視察の様子

3.事故・故障等の情報

志賀原子力発電所における事故、故障等に関する情報です。
これは、法令・安全協定に基づき、国、石川県および志賀町に連絡しているものです。

発生月日 連絡月日 件名・事象の概要 分類 詳細
平成21年
10月13日
平成21年10月13日 志賀原子力発電所 事務本館増設工事箇所における火災(部分焼)の発生について

志賀原子力発電所事務本館東側増設工事中の玄関部外壁(放射線管理区域外)において溶接作業中、17時10分頃、防水シートを約2u焼く火災(部分焼)が発生しましたが、直ちに消火器にて消火しました。
17時44分、消防署に通報するとともに、18時19分から消防署により現場を確認いただき、18時38分に鎮火を確認いただきました。
この部分焼による負傷者はありません。
また、志賀原子力発電所1号機及び2号機並びに外部への放射能の影響はありません。
原因は、溶接作業の火の粉が防水シートに飛散して着火したことによるものです。
再発防止対策として、火気作業において監視員を配置するエリアを周辺防護区域内から発電所構内全域に拡大するとともに、当該工事の全従業員に対し、火災防護のルール遵守、意識改善のための教育を改めて実施しました。

安全協定 プレスリリース
10/13

4.運転保守情報

志賀原子力発電所における機器の修理等の運転保守に関する情報です。
これは、法令および安全協定には該当しませんが、連絡基準覚書に基づき石川県および志賀町に連絡しているものです。

10月は、該当するものはありませんでした。 


連絡基準覚書とは、石川県、志賀町との間で締結した「志賀原子力発電所における石川県・志賀町への連絡基準に係る覚書」です。

連絡区分 T :  直ちに連絡が必要なもの
連絡区分 U :  区分Tよりも緊急性の程度は低いが、速やかな連絡が必要なもの
連絡区分 V :  保守情報として定期的(原則、翌月10日まで)に連絡することが適当なもの

マンスリーレポート(平成21年11月分)

1.概 況

(1)志賀原子力発電所1号機
定格熱出力で運転中です。

(2)志賀原子力発電所2号機
平成21年7月10日より第2回定期検査を実施中です。 

2.トピックス

(1)アリス館志賀 「11月イベント」
アリス館志賀では、11月22日(日)、23日(月・祝)の2日間、『科学とエネルギーの秘密にズームイン!』をテーマとして「11月イベント2009」を開催しました。
22日は、サイエンスレンジャーの中村順吉先生による『音ってなんだろう?』の科学実験教室を行いました。ワイングラスに水を入れて音を出す実験などを行い、子供たちも実験に参加して楽しんでいました。最後は全員で合唱し、音の不思議について楽しく学びました。
23日は、富山のお笑い芸人「ルーボーイーハーズ」の2人による科学漫才を行いました。ボケとツッコミのある科学実験に子供たちもノリノリで、とても楽しく会場全体が盛り上がりました。
また、「かえる笛」の工作コーナー、人力発電!ブヒブヒ♪ブタさんレース!も子供たちに大人気でした。

科学実験教室

科学漫才


(2)志賀原子力発電所 「ピアレビューの実施」
志賀原子力発電所では、11月9日から11月20日までの日程で,日本原子力技術協会※によるピアレビューが実施されました。
これは原子力発電所の安全性を高める「改善点」や、他原子力施設の模範となるような「長所」を提言することを目的としたものです。
最終日の20日には終了記者会見が行われ、改善点として運転手順書の使用に係るもの等8件、長所として放射線管理区域への出入管理等7件の提言を受けました。

※日本原子力技術協会:電力会社や研究機関などで作る組織

記者会見の様子

3.事故・故障等の情報

志賀原子力発電所における事故、故障等に関する情報です。
これは、法令・安全協定に基づき、国、石川県および志賀町に連絡しているものです。

発生月日 連絡月日 件名・事象の概要 分類 詳細
平成21年
11月13日
平成21年11月13日 原子炉手動停止について(2号機)

定格電気出力で調整運転中のところ、11月12日、非常用ディーゼル発電機A号機の定例試験において、16時03分にシリンダのインジケータ弁から潤滑油が漏れ出た(約100cc)ため、当該ディーゼル発電機が動作可能であることを確認できないとして、16時43分、保安規定に基づき運転上の制限を満足していないと判断しました。
その後、残りの2台の非常用ディーゼル発電機が動作可能であるかを確認していたところ、B号機についても潤滑油が漏れ出た(約4cc)ため、11月13日0時05分、B号機が動作可能であることを確認できないと判断しました。
3台のうち2台の非常用ディーゼル発電機が動作可能であることを確認できないことから、11月13日1時30分、保安規定に従い原子炉を手動停止することを決定し、7時00分から出力降下開始、21時09分に原子炉を停止しました。

潤滑油が漏れ出た原因は、非常用ディーゼル発電機の待機中に、シリンダ上部への潤滑油の供給を遮断すべき圧力制御逆止弁が完全に閉止していなかったため、潤滑油が給・排気弁を通してシリンダ内に流入したものと判断しました。圧力制御逆止弁が完全に閉止していなかった原因は、微細な金属粉が含まれる潤滑油内で圧力制御逆止弁の弁体が弁箱内部で傾いた状態で開閉動作を繰り返したことにより、経年的に摺動面に摩耗を発生させ、弁体が動き難くなったことによるものです。
対策として、次の内容を実施します。
(1) 圧力制御逆止弁を摩耗が発生しにくい構造の弁に交換。今後は、定期的に圧力制御逆止弁を交換します。
(2) 非常用ディーゼル発電機の起動試験等の後、待機中に運転している潤滑油プライミングポンプを一旦停止し、潤滑油圧力を下げ、圧力制御逆止弁を確実に閉止させた後、潤滑油プライミングポンプを再度起動するよう手順を変更します。
(3) 潤滑油を新油に交換し、圧力制御逆止弁への潤滑油供給ラインの洗浄を実施。今後は、念のため、定期的に潤滑油を新油に交換します。

対策工事の一環として圧力制御逆止弁を交換した後、12月6日に非常用ディーゼル発電機A号機の確認試験のためターニング操作を実施したところ、1個のシリンダのインジケータ弁から潤滑油が漏れ出ました(約20cc)。
シリンダ内部を確認したところ、A号機の当該シリンダ内部に潤滑油が残っていましたが、他シリンダ内部に潤滑油はありませんでした。また、C号機でも1個のシリンダ内部に潤滑油が残っていました。B号機については、シリンダ内部に潤滑油はありませんでした。
なお、交換した圧力制御逆止弁は、正常に機能しています。
原因については調査中です。
法令及び安全協定 プレスリリース
11/13
(1)

プレスリリース
11/13
(2)

プレスリリース
12/
4

プレスリリース
12/
7

4.運転保守情報

志賀原子力発電所における機器の修理等の運転保守に関する情報です。
これは、法令および安全協定には該当しませんが、連絡基準覚書に基づき石川県および志賀町に連絡しているものです。

11月は、該当するものはありませんでした。 


連絡基準覚書とは、石川県、志賀町との間で締結した「志賀原子力発電所における石川県・志賀町への連絡基準に係る覚書」です。

連絡区分 T :  直ちに連絡が必要なもの
連絡区分 U :  区分Tよりも緊急性の程度は低いが、速やかな連絡が必要なもの
連絡区分 V :  保守情報として定期的(原則、翌月10日まで)に連絡することが適当なもの

マンスリーレポート(平成21年12月分)

1.概 況

(1)志賀原子力発電所1号機
定格熱出力で運転中です。

(2)志賀原子力発電所2号機
平成21年7月10日より第2回定期検査を実施中です。 

2.トピックス

アリス館志賀 「キッズクラブ」
アリス館志賀では毎年、志賀町の小学生を対象とした、参加費無料の科学体験学習「キッズクラブ」を行っています。2009年度は「科学っておもしろい!ふしぎ調査隊」と題して、低学年コースと高学年コースに分かれ、科学体験学習4回と志賀原子力発電所の見学を行いました。
12月12日(土)の今年度最後のキッズクラブでは、手回し発電機を2つつなげて1つを回すとどうなるかという実験(高学年コース)を行い、もう1つの手回し発電機のハンドルが回り始めると「わ〜っ!」と歓声を上げて驚いていました。
実験の後、アリス館志賀館長から卒業証書と記念に工作キットが手渡されました。
キッズクラブは子供たちや保護者の方に好評で、「来年も楽しみにしている」「今後も続けてほしい」との声が多く寄せられます。実験を通して、より科学に親しんでいただけるよう、今後もキッズクラブを開催していく予定です。

手回し発電(高学年)

卒業式(低学年)


3.事故・故障等の情報

志賀原子力発電所における事故、故障等に関する情報です。
これは、法令・安全協定に基づき、国、石川県および志賀町に連絡しているものです。

12月は、該当するものはありませんでした。

4.運転保守情報

志賀原子力発電所における機器の修理等の運転保守に関する情報です。
これは、法令および安全協定には該当しませんが、連絡基準覚書に基づき石川県および志賀町に連絡しているものです。 

発生月日 連絡月日 件名・事象の概要 連絡区分 詳細
平成21年12月18日 平成22年1月8日 モニタリングポストNo.6低レンジモニタの指示値低下

モニタリングポストbU低レンジモニタの異常を示す警報が、12月18日6時37分に発生し、当該モニタの指示値が低下していることを確認しました。
モニタリングポストbU高レンジモニタ及びその他のモニタリングポストの指示値に異常はありませんでした。
当該モニタの検出器及び計測部が故障していたことから、検出器及び計測部を予備品と取替え、12月19日12時20分に復旧しました。
V 69KB

連絡基準覚書とは、石川県、志賀町との間で締結した「志賀原子力発電所における石川県・志賀町への連絡基準に係る覚書」です。

連絡区分 T :  直ちに連絡が必要なもの
連絡区分 U :  区分Tよりも緊急性の程度は低いが、速やかな連絡が必要なもの
連絡区分 V :  保守情報として定期的(原則、翌月10日まで)に連絡することが適当なもの

マンスリーレポート(平成22年1月分)

1.概 況

(1)志賀原子力発電所1号機
定格熱出力で運転中です。

(2)志賀原子力発電所2号機
平成21年7月10日より第2回定期検査を実施していますが、1月28日に石川県および志賀町から再起動についてご了承をいただき、同日、原子炉を起動しました。現在、定格電気出力で運転しながら、営業運転開始に向けた総合的な性能確認を実施しています。

2.トピックス

アリス館志賀 「施設のご案内」
アリス館志賀は、イギリスの童話「不思議の国のアリス」を基に作られた、志賀原子力発電所のPR館です。アリスとその仲間たちが、電気や原子力発電について楽しく・分かりやすく紹介します。
1階展示室に入ってすぐのアリスの森には、「まほうの絵本」があります。森の中で一番物知りなドゥドゥ鳥が、原子力発電のメリットや必要性について紹介しています。毎日の生活でたくさんの電気が必要なこと、そのためには原子力発電が重要な役割を果たすことをお話してくれます。
アリスの館では、志賀原子力発電所1号機の25分の1の模型にアリスと伯爵ウサギが、原子力発電の仕組みを紹介。隣のアリスの花園では、アオムシ博士が放射線についての「青空教室」を開いています。
展示室出口にあるアリスの泉には「アドベンチャーゲーム」があります。宝物を探しながらエネルギーや志賀町に関するクイズに挑戦できます。1度に5人プレイすることがでる人気のゲームです。
アリス館にはその他にもたくさんの展示物があります。館内のご案内を希望されるお客さまは、館員にお気軽にお申し出下さい。館員が分かりやすくご説明・ご案内いたします。

まほうの絵本

アドベンチャーゲーム


3.事故・故障等の情報

志賀原子力発電所における事故、故障等に関する情報です。
これは、法令・安全協定に基づき、国、石川県および志賀町に連絡しているものです。

1月は、該当するものはありませんでした。

4.運転保守情報

志賀原子力発電所における機器の修理等の運転保守に関する情報です。
これは、法令および安全協定には該当しませんが、連絡基準覚書に基づき石川県および志賀町に連絡しているものです。

1月は、該当するものはありませんでした。 

連絡基準覚書とは、石川県、志賀町との間で締結した「志賀原子力発電所における石川県・志賀町への連絡基準に係る覚書」です。

連絡区分 T :  直ちに連絡が必要なもの
連絡区分 U :  区分Tよりも緊急性の程度は低いが、速やかな連絡が必要なもの
連絡区分 V :  保守情報として定期的(原則、翌月10日まで)に連絡することが適当なもの

マンスリーレポート(平成22年2月分)

1.概 況

(1)志賀原子力発電所1号機
定格熱出力で運転中です。

(2)志賀原子力発電所2号機
平成22年2月18日に経済産業省の最終検査(総合負荷性能検査)に合格し、第2回定期検査(平成21年7月10日から実施)を終了して営業運転を開始しました。
現在、定格電気出力で運転中です。

2.トピックス

(1)アリス館志賀 「施設のご案内」
今回は、アリス館志賀2階のゲームコーナーと図書コーナーをご紹介します。
ゲームコーナーには、大人から子供まで楽しめるゲームがたくさんあります。特に「ペレットつかみゲーム」は人気があり、ウランペレットの模型とアリス館のキャラクターシールが入ったたまご型の容器を、UFOキャッチャーのようにクレーンでつかむゲームで、つかめたものはそのままお持ち帰りいただける楽しいゲームです。
2009年末には、自転車発電ゲームの映像をリニューアルいたしました。自転車をこぎながら発電して志賀町などを走るというゲームで、自転車をこいだ時間と発電量が上に表示されます。アリス館を起点とした増穂浦コース、千里浜コース、志賀町内コースの3コースがあり、各コースの景色を眺めながら、ちょっとしたサイクリング気分を味わえます。
その他、アリスの絵合わせゲームやハンドルをぐるぐる回して発電させて腕相撲をするマッチョマンなど、頭や体を使うゲームもあります。
図書コーナーには原子力や環境、科学に関する本を多数置いています。また、お子さまが親しめる童話の本もあります。
アリス館にお越しの際は、ぜひ2階のゲームコーナー、図書コーナーものぞいてみてください。
次回イベントは、3月20日(土)〜21日(日)『春休みイベント2010』を予定いたしております。
皆さまのご来館をお待ちしております。

自転車発電ゲーム

2階ゲームコーナーの様子


(2)志賀原子力発電所「志賀原子力発電所2号機 第2回定期検査終了」
 志賀原子力発電所2号機は、昨年7月10日から第2回定期検査を実施しておりましたが、2月18日(木) 経済産業省による最終検査(総合負荷性能検査)に合格し、定期検査を終了、営業運転を開始しました。
今後も「隠さない企業風土と安全文化の定着」に向けた取り組み、品質管理の徹底、ヒューマンエラー低減についての取り組みを継続し、安全最優先で安全・安定運転に努めてまいります。

(写真)定期検査合格証受領の様子

3.事故・故障等の情報

志賀原子力発電所における事故、故障等に関する情報です。
これは、法令・安全協定に基づき、国、石川県および志賀町に連絡しているものです。

2月は、該当するものはありませんでした。

4.運転保守情報

志賀原子力発電所における機器の修理等の運転保守に関する情報です。
これは、法令および安全協定には該当しませんが、連絡基準覚書に基づき石川県および志賀町に連絡しているものです。

発生月日 連絡月日 件名・事象の概要 連絡区分 詳細
平成22年2月9日 平成22年3月10日 低電導度廃液系収集ポンプ(A)出口逆止弁の動作不良について(1号機)

廃棄物処理建屋内の低電導度廃液系収集ポンプ(A)出口逆止弁にわずかな逆流の兆候があったため、廃棄物処理建屋内機器の定期点検に併せて、2月9日、当該逆止弁を分解点検したところ、弁体が駆動用アームから外れていました。
当該逆止弁の弁体と駆動用アームを新品に交換し、2月18日に復旧しました。
外部への放射能の影響はありません。
V 43KB

連絡基準覚書とは、石川県、志賀町との間で締結した「志賀原子力発電所における石川県・志賀町への連絡基準に係る覚書」です。

連絡区分 T :  直ちに連絡が必要なもの
連絡区分 U :  区分Tよりも緊急性の程度は低いが、速やかな連絡が必要なもの
連絡区分 V :  保守情報として定期的(原則、翌月10日まで)に連絡することが適当なもの

マンスリーレポート(平成22年3月分)

1.概 況

(1)志賀原子力発電所1号機
定格熱出力で運転中です。

(2)志賀原子力発電所2号機
定格電気出力で運転中です。

2.トピックス

(1)アリス館志賀 「3月イベント」
アリス館志賀では、3月20日(土)・21日(日・祝)の2日間、“遊びながら科学について学ぶ”をテーマに、『科学について「なるほど!ザ・サイエンス!」』と題して「春休みイベント2010」を開催しました。
20日の科学実験ショー「名探偵アリーの事件簿4」では、お馴染みの劇団 羅針盤のお二人が、花が水を吸い上げる様子や「てこ」の原理をわかりやすく説明し、また、手回し発電機でラジカセを鳴らす実験などを行いました。子どもたちが力を合わせて手回し発電機を回し、ラジカセが鳴ったときは大きな歓声が上がっていました。
21日はサイエンスレンジャーの中村順吉先生が「バランスをとってみよう!」と題して科学実験教室を開催しました。ジュースの缶やワインのボトルが斜めに立つという、不思議なバランス実験を見せてくださいました。
工作コーナーでは、科学実験教室で学んだことを実際に体験する場として、バランスをとる生き物の模型や、鏡を利用した不思議な貯金箱をつくるなど親子そろって楽しむ姿が見られました。
また、「人力発電!ダイエットダービーレース」では、小さいお子さまを人力発電で動かす馬に乗せて走らせる微笑ましい光景も見られました。
次回イベントは、4月29日(祝・木)に『開館記念イベント2010』を予定しております。
皆さまのご来館をお待ちしております。

科学実験ショー

工作コーナー


(2)志賀原子力発電所「平成21年度原子力防災訓練を実施」
 当社は3月17日に、志賀町を中心に実施された石川県原子力防災訓練(県・志賀町・七尾市が主催)に合わせて、原子力防災訓練を実施しました。
訓練では、1号機の原子炉格納容器内の圧力が上昇し、非常用炉心冷却装置も故障したという想定のもと、志賀原子力発電所・原子力部などの従業員約130名が参加し、発電所では緊急時対策本部の設置、関係各所への通報連絡、被ばく傷病者の搬送、環境放射線モニタリング訓練などを行いました。
また、この原子力防災訓練に合わせて、当社化学消防隊と地元消防署による火災対応訓練も行いました。

緊急時対策本部の設置

火災対応訓練の模様

3.事故・故障等の情報

志賀原子力発電所における事故、故障等に関する情報です。
これは、法令・安全協定に基づき、国、石川県および志賀町に連絡しているものです。

3月は、該当するものはありませんでした。

4.運転保守情報

志賀原子力発電所における機器の修理等の運転保守に関する情報です。
これは、法令および安全協定には該当しませんが、連絡基準覚書に基づき石川県および志賀町に連絡しているものです。

3月は、該当するものはありませんでした。

連絡基準覚書とは、石川県、志賀町との間で締結した「志賀原子力発電所における石川県・志賀町への連絡基準に係る覚書」です。

連絡区分 T :  直ちに連絡が必要なもの
連絡区分 U :  区分Tよりも緊急性の程度は低いが、速やかな連絡が必要なもの
連絡区分 V :  保守情報として定期的(原則、翌月10日まで)に連絡することが適当なもの

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