TOP > 技術開発・研究商品の紹介 > 大規模停電未然防止のための電力システムにおける負荷モデルの開発
電力システムを設計・運用する上で,正確な予測計算は信頼度・コストの面から必須の技術です。
今回は,観測データをもとに「負荷の振る舞い」を明らかにして電力の安定供給を目指すための研究を紹介します。
大規模電源の増大,局地火力の廃止により,21世紀には電源と負荷が電気的にますます遠くなり,負荷の動的振る舞いが電力システムの性能に大きな影響を与えるようになってきています。
電力システム工学においては,@動的負荷のモデル A複雑なシステムの等価集約表現が未だ解決できない問題として残されています。