原子力情報 > 運転情報・リアルタイムデータ > マンスリーレポート
志賀原子力発電所の概況、トピックス、運転保守情報について等、毎月レポートいたします。
(1)志賀原子力発電所1号機
9月は定期検査のため停止していました。(平成23年10月8日より第13回定期検査を実施中)
(2)志賀原子力発電所2号機
9月は定期検査のため停止していました。(平成23年3月11日より第3回定期検査を実施中)
9月は、ありませんでした。
志賀原子力発電所における事故、故障等に関する情報です。
これは、法令・安全協定等に基づき、国、石川県、志賀町等関係自治体に連絡しているものです。
9月は、該当するものはありませんでした。
志賀原子力発電所における機器の修理等の運転保守に関する情報です。
これは、法令および安全協定には該当しませんが、連絡基準覚書等に基づき石川県、志賀町等関係自治体に連絡しているものです。
発生月日 | 連絡月日 | 件名・事象の概要 | 連絡区分 | 詳細 |
平成30年 9月21日 | 平成30年 10月10日 | 志賀原子力発電所2号機 非常用ガス処理系活性炭フィルタ加熱用ヒータの不具合について 志賀原子力発電所2号機(第3回定期検査中)において、2018年9月21日(金)19時17分、非常用ガス処理系※1のA系ヒータ※2の異常を示す警報が発生しました。 状態を確認したところ、運転していたA系ヒータのアフタヒータ(A)ファンが停止していたため、予備のB系に切り替えて運転しました。 また、停止したA系のアフタヒータ(A)ファンを予備品と取り替えました。 調査の結果、アフタヒータ(A)ファン電動機の軸受部の回転不良により、ファン電動機の保護装置が作動し、停止に至ったものであることを確認しました。 なお、外部への放射能の影響はありませんでした。 ※1 非常用ガス処理系(SGTS): 万一の原子炉建屋内の放射性物質放出時等に、建屋内の放射性物質 を活性炭フィルタなどで除去することにより、放射性物質が直接外部に 放出されることを防止するための設備。 ※2 ヒータ: 活性炭フィルタの性能を維持(活性炭のよう素吸着性能が空気中の湿 度により劣化するのを抑制)するために活性炭フィルタの前後にファン付 きのヒータを1台ずつ設置。(プレヒータ(A)ファン、アフタヒータ(A)ファン) | V | 109KB |
連絡基準覚書とは、石川県、志賀町との間で締結した「志賀原子力発電所における石川県・志賀町への連絡基準に係る覚書」です。
連絡区分 T : 直ちに連絡が必要なもの
連絡区分 U : 区分Tよりも緊急性の程度は低いが、速やかな連絡が必要なもの
連絡区分 V : 保守情報として定期的(原則、翌月10日まで)に連絡することが適当なもの