志賀原子力発電所の取組み
志賀原子力発電所の対策方針
「当面」は現行の貯蔵設備(使用済燃料貯蔵プール)を活用します。「将来」は敷地内外における乾式貯蔵施設等種々の貯蔵方法について検討します。
●志賀原子力発電所の使用済燃料貯蔵プール貯蔵容量増強の実績
【1号機】
2002年11月にリラッキング※Ⅰ期工事を完了し、貯蔵容量を1,050体から1,386体に増強しています。
また、2007年8月にリラッキング※Ⅱ期工事を完了し、貯蔵容量を1,386体から1,749体に増強しています。
※リラッキング:核分裂を抑制するため、使用済燃料貯蔵プールのラックを中性子吸収剤であるボロンを添加したステンレス鋼に変更し、貯蔵プールの大きさを変えることなく、ラックの
間隔を狭めることで貯蔵プールの貯蔵容量を増やすこと。
【2号機】
ラックの間隔を狭くするため、当初から核分裂を抑制するボロンを添加したステンレス鋼を使用しており、貯蔵容量は最大になっています。
貯蔵容量は3,788体。(リラッキングの必要はありません。)