プレスリリース・記者会見

「2020年度第1四半期決算」金井社長会見要旨

2020年7月29日
北陸電力株式会社


 本日は、大変お忙しい中お集まりいただき、誠にありがとうございます。日頃、皆さまには、当社の事業運営に格別のご高配を賜り、厚くお礼申しあげます。
 それでは、お手元の資料に基づき順次説明させていただきます。

 まず、お手元の資料1「2020年度第1四半期決算について」をご覧いただきたいと思います。

 はじめにスライド1の「販売電力量」でありますが、小売販売電力量は、57.5億kWhと、前年同期に比べ1.2億kWhの減少となりました。これは、新型コロナウイルス感染症拡大の影響で、電灯は外出自粛などにより増加したものの、電力は工場の操業が減少したことなどにより減少しているため、前年同期を下回ったものです。
 一方、卸販売電力量は、15.1億kWhと、前年同期に比べ3.0億kWhの増加となりました。これは、卸電力取引所等への販売が増加したことによるものであります。
 この結果、総販売電力量は、72.6億kWhと1.8億kWhの増加となりました。

 次に、スライド2の「決算概要」をご覧ください。
 連結売上高(営業収益)は、1,473億円と、前年同期に比べ9億円の減収となりました。これは、総販売電力量の増加はあったものの、燃料費調整額が減少したことなどによるものです。
 また、連結経常利益は154億円と、前年同期に比べ97億円の増益、親会社株主に帰属する四半期純利益は112億円と、72億円の増益となりました。

 続いて、スライド3で、前年度からの連結経常利益の増益要因について説明いたします。
 まず、修繕費について、火力発電設備の定期点検終了台数が前年同期に比べ少なかったことなどにより55億円程度、燃料価格の低下により25億円程度、水力発受電電力量の増加などにより15億円程度、それぞれ収支好転となり、連結経常利益が154億円となったものです。

 次に、スライド4の「業績予想および配当予想」について説明いたします。
 「業績予想」につきましては、新型コロナウイルス感染症の収束見通しが不透明であり、販売電力量等への影響が見通せないことから、引き続き未定といたしました。
 これに伴い、「配当予想」につきましても従来の予想を据え置き、中間・期末とも一株につき5円としております。

 私からの説明は以上です。

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