プレスリリース・記者会見

「2018年度第1四半期決算」金井社長会見要旨

2018年7月26日
北陸電力株式会社


 本日はお忙しい中、お集まりいただき、誠にありがとうございます。
 日頃、皆さまには、当社の事業運営に格別のご高配を賜り、厚くお礼申しあげます。

 それでは、本日は、2018年度の第1四半期決算について、ご説明させていただきます。
 お手元の資料1「2018年度 第1四半期決算について」をご覧いただきたいと思います。なお、詳細については、後ほど経理部長から説明させていただきます。  

 まず、スライド1の「販売電力量」であります。
 小売販売電力量は、62億kWhと、前年同期に比べ2.9億kWhの減少となりました。これは、電灯で春先の気温が前年よりも高かったことによる暖房需要の減少、電力で機械産業の需要が増加しているものの、契約電力の減少などから前年同期を下回ったものです。
 一方、卸販売電力量は、8.4億kWhと、前年同期に比べ4.5億kWhの増加となりました。これは、卸電力取引所における販売増などから増加したものです。
 この結果、総販売電力量は、70.4億kWhと1.6億kWhの増加となりました。

 次に、スライド2の「決算概要」をご覧ください。
 連結売上高(営業収益)は、1,411億円と、前年同期に比べ80億円の増収となりました。これは、料金改定や総販売電力量の増加に伴う販売収入の増加や、燃料費調整額の増加などによるものです。
 また、連結経常利益は93億円となり、前年同期に比べ60億円の増益となりました。
 これに、法人税等を控除した結果、四半期純利益は65億円と、前年同期に比べ46億円の増益となりました。

 次にスライド3をご覧ください。連結経常利益が60億円増益となった要因について説明いたします。
 まず、減益要因としては、高稼働が続いている火力発電設備の修繕費の増加等により、15億円程度の収支悪化となりました。
 一方、増益要因としては、料金改定による販売収入の増加により40億円程度、豊水による水力発受電量の増加により10億円程度、石炭火力発電所の稼働増により25億円程度、それぞれ収支好転となり、連結経常利益は93億円となりました。

 次に、「2018年度業績予想および配当予想」についてですが、スライド4に記載のとおり、総販売電力量、売上高、利益予想および配当予想は、いずれも4月25日に公表した予想から変更はございません。
 なお、利益予想につきましては、電源の稼働見通しなど需給状況を 見極めていく必要があることなどから、引き続き未定とさせていただきますが、今後も最大限の効率化に取り組み、収支改善を図ってまいりたいと考えております。

 私からは、以上です。

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