出力制御オンライン化の推奨
当社は、再生可能エネルギー全体の出力制御量低減に加えて、発電事業者さまの売電機会損失の低減(当日の気象や需給状況に応じて、必要な時間のみの出力制御になります。)や、人件費削減(現地での手動操作が不要となります。)の観点から出力制御のオンライン化(出力制御機能付PCS等への切替)を推奨しております。
また、第35回系統ワーキンググループにおいて再生可能エネルギー出力制御の低減に向けた取組の基本的方向性が議論され、出力制御低減に向けた包括的なパッケージのひとつとして、再生可能エネルギー発電設備のオンライン化により,出力制御の効率化を図ることが示されました。
その中で、太陽光および風力の発電事業者団体から発電事業者さまに周知することとされたオンライン化の経済的な損益の整理について、以下の各発電事業者団体HPに公表されておりますので、お知らせいたします。
発電事業者さまには、上記メリットをご考慮いただき、是非オンライン化のご検討をお願いいたします。ご希望される場合は、下記の必要なお手続きについてに記載の当社連絡先までご相談ください。
なお、出力制御機能付PCS等への切替にあたっては、通信環境の整備(電圧66kV未満連系の場合はインターネット回線、電圧66kV以上連系の場合は専用通信回線(CDTを含む)の改良工事)が必要となり、その費用は発電事業者さまのご負担となります。