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研究・DX推進

AI等のデジタル技術を活用し、巡視業務等の労務量を削減するなど、業務効率化に取り組んでいます。

支障木調査の省力化のためのドローン活用

電力保安に必要な通信回線の安定運用を維持するうえで問題となる「電波伝搬路」支障木調査作業の簡易・効率的に取り組んでいます。 ドローンでマイクロ波無線の伝搬路の撮影を行い、樹木の植生を3D化して支障となる木を1本単位で特定可能とすることで、調査の効率化および確実な支障木伐採を実現しました。  (第5回インフラメンテナンス大賞「総務大臣賞」受賞)

電波電搬路調査作業
3Dイメージ

配電工事用ロボットの開発に向けた研究

大学およびメーカーとの共同研究により、作業員を補助するアシストアーム(配電工事用ロボット)を実用化し、作業の効率化、省力化と作業員の負担軽減を図りました。 今後は、アシストアームの適用工事範囲を拡大するとともに、配電工事の作業自動化の実現を目指していきます。

作業 従来・ロボット導入後

ドローンを活用した送配電設備巡視

人が踏み入りにくい山間地に立地する鉄塔等の設備異常を早期に発見するために、ドローンの活用に向けた検証を実施しています。 将来的には、人が実施している巡視業務を無人化することで、更なる省力化と作業員の負担軽減につなげていきます。

巡視イメージ

人が踏み入りにくい山間地に立地する鉄塔等の設備異常を早期に発見するために、ドローンの活用に向けた検証を実施しています。 将来的には、人が実施している巡視業務を無人化することで、更なる省力化と作業員の負担軽減につなげていきます。

設備保守管理業務(検査記録写真の撮影業務)の効率化

撮影業務 従来・アプリ導入後

AR技術等を活用した「架線検査記録アプリ」を開発し、検査記録写真の撮影時に使用する「黒板」、「定規」、「カメラ」を「ARマーカー」、「スマホ」に変えることで、作業員の安全性向上および報告書作成を含めた業務効率化を実現しました。

ウェアラブル機器の導入による変電所の操作・巡視業務の省力化

ウェアラブル機器での巡視イメージ

ウェアラブル機器の導入により、現場状況を事務所へリアルタイムで伝送することが可能となり、機器操作時の指示・監視や巡視時の助言・異常判断を事務所から実施することで、現地出動人数を削減します。