マンスリーレポート(2022年10月分)
志賀原子力発電所の概況、トピックス、運転保守情報について等、毎月レポートいたします。
１．概 況
（１）志賀原子力発電所1号機
10月は定期検査のため停止していました。（2011年10月8日より第13回定期検査を実施中）
（２）志賀原子力発電所2号機
10月は定期検査のため停止していました。（2011年3月11日より第3回定期検査を実施中）
２．トピックス
10月は、ありませんでした。
３．事故・故障等の情報
志賀原子力発電所における事故、故障等に関する情報です。
これは、法令・安全協定等に基づき、国、石川県、志賀町等関係自治体に連絡しているものです。
10月は、該当するものはありませんでした。
４．運転保守情報
志賀原子力発電所における機器の修理等の運転保守に関する情報です。
これは、法令および安全協定には該当しませんが、連絡基準覚書等に基づき石川県、志賀町等関係自治体に連絡しているものです。
| 発 生 月 日 | 連 絡 月 日 | 件名・事象の概要 | 連 絡 区 分 | 詳 細 |
| 2022年 10月13日 | 2022年 11月10日 | 志賀原子力発電所１号機 非常用ガス処理系排 ガスモニタサンプリング装置の不具合について 志賀原子力発電所１号機（第13回定期検査中） において、2022年10月13日（木）13時50分、非常 用ガス処理系※１（事故発生時に放射性物質が放出 されることを防止する設備。以下、「ＳＧＴＳ」 。）の排ガスモニタサンプリング装置※２の異常を 示す警報が発生しました。 調査の結果、当該サンプリング装置に使用して いる加熱ヒータ※３が断線していることを確認した ことから、今後、取替を実施します。 今回の不具合による外部への放射能の影響はあ りません。 なお、現在、原子炉は停止中であり、燃料を取 り扱う作業も行わないことから、当該サンプリン グ装置が停止していても、発電所の安全性に問題 はありません。 ※１：原子炉運転時や燃料を取り扱う作業を行う 場合に正常に機能することが求められる設 備 ※２：ＳＧＴＳの排気中の放射性物質濃度を測定 するための装置 ※３：空気の相対湿度を低下させ、測定する放射 性物質の捕集効率を向上させることを目的 として設置しているヒータ | Ⅲ | 100㎅ |
連絡基準覚書とは、石川県、志賀町との間で締結した「志賀原子力発電所における石川県・志賀町への連絡基準に係る覚書」です。
連絡区分 Ⅰ ： 直ちに連絡が必要なもの
連絡区分 Ⅱ ： 区分Ⅰよりも緊急性の程度は低いが、速やかな連絡が必要なもの
連絡区分 Ⅲ ： 保守情報として定期的（原則、翌月10日まで）に連絡することが適当なもの