eね！サポート 2018年9月版－Vol.101－
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□ 北陸電力メールマガジン「ｅね！サポート」2018年9月版／Vol.101
～お客さまの省エネをお手伝いします～
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こんにちは！北陸電力 エネルギー営業部です。
いつも北陸電力メールマガジンをご覧いただきありがとうございます。
このたび北海道胆振（いぶり）地方を震源とする地震で被災された皆さまには
心からお見舞い申しあげます。
北海道で初めて震度7を観測した地震発生の直後、供給エリアの北海道全域で
停電、いわゆる「ブラックアウト」が起き、一時ほぼ全世帯に当たる295万戸
が停電しました。この「ブラックアウト」については各種報道などで多く触れ
られていますが、今月はメルマガでもその発生の概要をまとめ、また比較して
北陸エリアでの発生の可能性についてご紹介します。
▼ＩＮＤＥＸ────────────────────────────┐
▽・電気の話題から … 北海道の「ブラックアウト」発生の概要と
北陸エリアでの発生の可能性について
▽・省エネお役立ち情報 … あかりの日に考える
▽・北陸電力からのおしらせ … 首都圏のお客さま向けメニューについて
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※本メールは、配信を希望いただいた方にお送りしております
※新規登録・配信先変更・配信停止のお手続きは、文末をご覧ください
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□■電気の話題から━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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～北海道の「ブラックアウト」発生の概要と、北陸エリアでの発生の可能性～
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×┼ 停電の発生概要とメカニズム
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9月6日未明に発生した北海道胆振地方を震源とする「平成30年北海道胆振東部
地震」（同日に気象庁が命名）により、北海道電力の主力電源である「苫東厚
真発電所」をはじめとした北海道内すべての発電所が緊急停止し、道内全域の
約295万戸で停電が発生しました。
1）主力電源の苫東厚真発電所は震源地に非常に近く、地震の影響で緊急停止
しました。当時、苫東厚真発電所は道内需要の約半分程度を供給していたた
め、電気の需給バランス（電気の発電量と使用量の均衡）が大きく崩れ、北
海道全域で周波数の乱れが発生しました。
2）周波数が乱れたままで発電所が稼働を続けるとタービン等の機器が損傷す
ることから、これを防ぐため水力発電所を含む稼働中であったすべての発電
所が順次停止状態になり、ついには全域において停電が発生したと考えられ
ます。※正確な停止の原因と経緯は究明中です
3）供給エリア内のどこかの発電所が緊急に停止すれば、直ちに他の発電所等
を起動して供給力を確保し需給バランスを保つ必要がありますが、今回の場
合は他の発電所を起動する時間がなく、需給バランスが保てなかったと考え
られます。
4）電力不足等の備えとして、北海道と本州間を結ぶ北本連系設備（60万kW、
交流→直流→交流の変換を行って送電する設備であり外部の電源が必要）が
ありましたが、北海道側の停電により外部電源が得られず、送電不能の事態
となりました。
地震発生の二日後より、道内の発電所の健全性を確認のうえ順次運転を開始し
たことで、供給力として約350万kWを確保することが可能となりました。
一時は計画停電（一定地域を輪番で2時間程度送電を停止する計画）も検討さ
れましたが、9月25日には苫東厚真発電所4号機（70万kW：北海道内の火力発電
所で最大出力）が再稼働し、供給力は461万kWまで高まっています。
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×┼ 北陸エリアでブラックアウトは発生しないのか？
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甚大な災害が発生した場合、可能性がまったくゼロとは言えませんが、北海道
で発生したブラックアウトのメカニズムに対して北陸は下記の違いがあります。
・北陸エリアにおいては隣接するエリアである中西地域（中部～九州）と交流
連系しており（北海道と本州間は交流→直流→交流の変換が必要）、同規模
の発電所が停止したとしても、北海道エリアと比べて周波数は乱れにくいと
いえます。
・東西に長い北陸エリアの発電設備は火力発電所が分散立地（大型火力は富山
新港火力150万kW、七尾大田火力120万kW、敦賀火力120万kWの3つ）しており
水力発電所も同じく広く分散立地していることから、自然災害の影響により
すべての発電所が同時に停止する可能性は小さいといえます。
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×┼ 北陸電力の取組み
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当社では送配電ネットワークや発電設備の対策や強化だけではなく、3年毎に
北陸エリアの全域停電を想定した復旧訓練を系統運用部門にて実施することで
もしもの発生の際に迅速に復旧する備えを行っております。
大規模停電はその地域の生活、交通・物流、産業に甚大な影響を及ぼします。
北陸電力では今後も安定供給に向けた取り組みを進めてまいります。
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□■ｅね！サポート情報━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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○●省エネお役立ち情報
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～あかりの日（10月21日）に考える～
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1879年10月21日にエジソンが実用的な発熱電球を発明しました。「あかりの日」
はこの歴史的な日を記念し、エジソンの偉業をたたえて制定されたものです。
それまでも人間は松明、灯心、ロウソクなどさまざまな手段であかりを求めて
きましたが、現在ではより少ないエネルギーで、より質の高い照明が求められ
るとともに、快適性、生産性や能率の向上、交通安全や防犯など「暮らしを豊
かにする照明」の実現にスポットがあてられています。
全国で様々なPR活動等が行われます。この日を機会に「あかり」を上手に使い
積極的に省エネ・節電を考えてみましょう。
□あかりの日委員会ホームページ
http://www.akarinohi.jp/index.html
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□■北陸電力から━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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☆お知らせ
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・・ご家庭向け・・
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～北陸＆首都圏Ｗ契約でふるさと特典プレゼント！～ご好評につき継続決定
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北陸エリアと首都圏エリア両方で当社のご家庭向け電気料金メニューに新たに
ご契約いただいたお客さまへ「ほくリンクポイント」500ポイントをプレゼント。
さらに7月1日～9月30までの3ヶ月限定で更に500ポイント（合計1,000ポイント）
をプレゼント中です。
既に北陸エリアもしくは首都圏エリアのどちらかでご契約いただいているお客
さまが、新たにもう一方のご契約をいただいた場合に、プレゼントの対象とな
ります。
○対象例
「北陸エリアにご本人やご家族が在住で、
首都圏エリアに単身赴任のお父さんや進学・就職されたお子さんがお住まい」
「首都圏エリアにご本人やご家族が在住で、
北陸エリアに単身赴任のお父さんや進学・就職されたお子さんがお住まい」
「北陸エリアにご本人が在住で、
首都圏エリアにご親戚がお住まい」
「首都圏エリアにご本人が在住で、
北陸エリアにご親戚がお住まい」
□詳しくはこちら
http://www.rikuden.co.jp/campaign/201706_wkeiyaku/
□首都圏エリアで北陸電力の電気をお考えの個人のお客さまはこちら
http://www.rikuden.co.jp/eriagai/menu.html
・・法人のお客さま向け・・
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～首都圏エリアの低圧・高圧ご契約の電気料金見積もり受付中！～
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北陸電力は2016年4月から、首都圏エリアでも電気を販売しています。
店舗や事務所、マンション共用部などで電気のご使用量が多いお客さま向けの
低圧電灯メニュー「北陸Bizかがやき契約」やポンプ・モーター等の動力機器
をご使用のお客さま向けの低圧動力メニュー「低圧電力」もご用意しておりま
す。
首都圏エリアの法人お客さまもお気軽にお問い合わせください。
□法人のお客さまからのお問い合わせはこちらから
首都圏エリアの法人のお客さま専用ダイヤル
TEL 076-405-2060
（※月～金曜日 9～17時受付[土日祝日除く]）
□首都圏エリアで北陸電力の電気をお考えの法人のお客さまはこちら
http://www.rikuden.co.jp/eriagai/biz.html
.：編集後記：.
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
北海道の地震発生後から、東北電力、東京電力、中部電力、当社、中国電力、
四国電力、九州電力、沖縄電力の各電力会社から移動発電機車や人員の応援を
行いました。当社からも高圧発電機車14台、作業・運搬車14台、要員延べ161
名の応援派遣を行ないました（2018年9月21日応援体制の解除の連絡を受け応
援派遣を終了）。
□電力復旧のための応援派遣の終了について
http://www.rikuden.co.jp/press/attach/18092102.pdf
今後とも、地震や台風等、災害時に各社から要請があれば迅速にできる限りの
対応を行ってまいります。
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□■新規登録・配信先変更・停止依頼━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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新規登録・情報変更・配信解除は、下記より手続きください。
□「ｅね！サポート」ホームページ
http://www.rikuden.co.jp/cleaneco/index.html
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□■お問合せ先━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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□発行元：北陸電力株式会社 エネルギー営業部エネルギー営業総括チーム
syou-ene@rikuden.co.jp
□北陸電力に関するご意見・各種お問合せ
http://www.rikuden.co.jp/info/inquiry.html
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