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志賀原子力発電所の概況、トピックス、運転保守情報について等、毎月レポートいたします。
(1)志賀原子力発電所1号機
2月は定期検査のため停止していました。(平成23年10月8日より第13回定期検査を実施中)
(2)志賀原子力発電所2号機
2月は定期検査のため停止していました。(平成23年3月11日より第3回定期検査を実施中)
2月は、ありませんでした。
志賀原子力発電所における事故、故障等に関する情報です。
これは、法令・安全協定等に基づき、国、石川県、志賀町等関係自治体に連絡しているものです。
2月は、該当するものはありませんでした。
志賀原子力発電所における機器の修理等の運転保守に関する情報です。
これは、法令および安全協定には該当しませんが、連絡基準覚書等に基づき石川県、志賀町等関係自治体に連絡しているものです。
発生月日 | 連絡月日 | 件名・事象の概要 | 連絡区分 | 詳細 |
平成30年 2月13日 | 平成30年 3月7日 | 志賀原子力発電所2号機 廃棄予定蓄電池の破損に伴うバッテリー液の漏えいについて 志賀原子力発電所2号機(第3回定期検査中)の原子炉建屋非管理区域において、平成30年2月13日(火)9時30分頃、 非常用蓄電池の取り替えに伴い廃棄する蓄電池を建屋外に搬出するため、蓄電池の玉掛け用の治具(以下、「治具」という。)を2階面から地下1階面に吊り下ろしていたところ、治具が蓄電池上部に落下しました。これにより、蓄電池の一部が破損し、バッテリー液(希硫酸)が床面に漏えい(約7ℓ)しました。 直ちに玉掛け作業を中止するとともに、バッテリー液が漏えいしたエリアへの立入規制を実施し、拭き取り及び中和剤を用いた処理を実施しました。 治具が落下した原因は、治具のシャックルに、同一のナイロンスリングの両端を取り付けるべきところ、別のナイロンスリングの片端を取り付けたことによるものです。 今後の同様な玉掛け作業の際には、基本動作の徹底を行うよう注意喚起するとともに、玉掛け用具の識別などの誤認防止方策を確実に行い、再発防止に努めます。 なお、作業員へのバッテリー液の飛散及び作業員や発電所設備と落下した治具との接触はありませんでした。また、外部への放射能の影響はありませんでした。 | V | 182KB |
連絡基準覚書とは、石川県、志賀町との間で締結した「志賀原子力発電所における石川県・志賀町への連絡基準に係る覚書」です。
連絡区分 T : 直ちに連絡が必要なもの
連絡区分 U : 区分Tよりも緊急性の程度は低いが、速やかな連絡が必要なもの
連絡区分 V : 保守情報として定期的(原則、翌月10日まで)に連絡することが適当なもの