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運転情報・リアルタイムデータ

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マンスリーレポート(平成29年3月分)

志賀原子力発電所の概況、トピックス、運転保守情報について等、毎月レポートいたします。


1.概 況

(1)志賀原子力発電所1号機
3月は定期検査のため停止していました。(平成23年10月8日より第13回定期検査を実施中) 

(2)志賀原子力発電所2号機
3月は定期検査のため停止していました。(平成23年3月11日より第3回定期検査を実施中)


2.トピックス

志賀原子力発電所「技術発表会」を開催
3月13日、志賀原子力発電所において、技術発表会を開催しました。
今回は、「新規制基準施行後の工事計画認可申請等について」と「ケーブルトレイ等貫通部の水密化について」をテーマとし、発表が行われました。
技術発表会を定期的に開催することにより、発電所員の技術レベルおよびプレゼンテーション能力の向上を図るとともに、発電所員がより広い視野で業務に取り組めるよう努めています。

技術発表会の様子


3.事故・故障等の情報

志賀原子力発電所における事故、故障等に関する情報です。
これは、法令・安全協定等に基づき、国、石川県、志賀町等関係自治体に連絡しているものです。 

3月は、該当するものはありませんでした。


4.運転保守情報

志賀原子力発電所における機器の修理等の運転保守に関する情報です。
これは、法令および安全協定には該当しませんが、連絡基準覚書等に基づき石川県、志賀町等関係自治体に連絡しているものです。 

生月日連絡月日件名・事象の概要連絡区分詳細
平成29年
3月8日
平成29年
4月10日
志賀原子力発電所2号機 圧力抑制室プール内への養生用機材の落下について
志賀原子力発電所2号機(第3回定期検査中)において、平成29年3月8日(水)14時50分頃、原子炉建屋にある圧力抑制室内で配管等の耐震安全性向上工事の準備のため、床面(グレーチング)の養生作業を実施していたところ、作業員が養生用機材(ブリキ板:大きさ150mm×235mm、厚さ 0.2mm)1枚を圧力抑制室内のグレーチングと壁面の隙間から圧力抑制室プール内へ落下させました。
原因は、作業員がケガ防止等のため革手袋を使用していたことにより、薄いブリキ板を持ち上げる際、十分に掴むことができなかったためと推定しています。
圧力抑制室プール内に落下したブリキ板は、3月9日(木)に回収しました。
今後の作業にあたっては、作業員に異物混入防止の再教育を行うとともに、養生にブリキ板を用いる際は、隙間から落下しない形状にするなど、再発防止に努めます。
なお、現在、志賀原子力発電所2号機は全ての燃料を使用済燃料貯蔵プールにて保管しており、非常用炉心冷却系の機能が必要となる状況にはなく、発電所設備への影響及び外部への放射能の影響はありませんでした。
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平成29年
3月16日
平成29年
4月10日
志賀原子力発電所1号機 ランドリ・シャワドレン系の弁損傷について
志賀原子力発電所1号機(第13回定期検査中)において、平成29年3月16日(木)15時20分頃、ランドリ・シャワドレン系収集タンク水を2号放水口へ放出しようとしたところ、水が流れないことを確認しました。
調査の結果、放出経路にある手動弁の弁体と弁棒の連結部が腐食により外れ、弁体が配管内部に留まり、水の流路を塞いでいたことを確認しました。
このため、当該手動弁を開放し、配管内部に留まっていた弁体を取り外したところ、放出は正常に行われました。当該手動弁は、他の弁の点検時にのみ使用するものであり、今後、弁体等の必要な部品の取替を実施するとともに、点検計画の見直しも含めて計画的に点検を行い、再発防止に努めます。
なお、今回の事象による発電所設備への影響及び外部への放射能の影響はありませんでした。
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連絡基準覚書とは、石川県、志賀町との間で締結した「志賀原子力発電所における石川県・志賀町への連絡基準に係る覚書」です。

連絡区分 T :  直ちに連絡が必要なもの
連絡区分 U :  区分Tよりも緊急性の程度は低いが、速やかな連絡が必要なもの
連絡区分 V :  保守情報として定期的(原則、翌月10日まで)に連絡することが適当なもの



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