
地球に優しいプラントづくりに多彩な専攻キャリアが活きる
当社では、将来にわたり安定してお客さまに電気をお届けするため、ひとつのエネルギーに頼るのではなく、水力・火力・原子力など、それぞれの電源特性をうまく生かしたバランスのよい組み合わせ(ベストミックス)を目指している。
なかでも、供給安定性や経済性に優れ、かつ、地球環境にやさしい原子力を電源多様化の中核に位置づけている。
原子力部門では、志賀原子力発電所1号機(54万kW、平成5年7月営業運転開始)と改良型BWRの最新技術を取り入れた同2号機(135.8万kW、平成18年3月営業運転開始[平成19年2月の第一回定期検査にて整流板を設置し、120.6万kWで運転])の運転・保守管理業務などを行っている。
原子力発電は幅広い技術の集積から成り立っているため、原子力部門では原子力を専攻した人のみならず、電気・電子、機械、化学など様々な分野の人が志賀原子力発電所の運転・保守などに活躍している。また、さらなる安全性・信頼性の向上に向けた研究や原子燃料サイクル技術、放射性廃棄物処理処分の確立に向けた研究、高速増殖炉の開発研究などを電力各社と協力して実施している。
さらに、お互いの発電所を訪問し、原子力安全等に関する意見交換を行ったり、海外の原子力事業者との交流も活発に行っている。
発電所の安全・安定運転を通じて地域に貢献
地域社会に深く関わる電力会社として、安全を最優先に取り組み、地域との強固な信頼関係を構築する……これが当社の企業方針でもある。
地域と共生する発電所づくりのモデル事業として、発電所に隣接する石川県水産総合センターや花のミュージアム「フローリィ」に発電所の温排水を供給するなど、施設の運営に協力している。
また、発電所の建物や施設が周辺の自然環境や景観に溶け込んだデザインであることが評価され『グッド・デザイン施設』に選ばれるとともに、その環境への配慮や設計施工の技術が高く評価され『土木学会技術賞』にも選ばれている。
このように、原子力部門は、全員が一丸となって発電所の安全・安定運転に全力を傾注し、皆さまから信頼される発電所を目指している。