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北陸再発見シリーズ

青柏祭

豪壮なデカ山の姿に、港町は酔いしれる。

 別名「七尾のデカ山」は、能登路に初夏の訪れを告げる風物詩である。大地主神社の祭礼として、3町(鍛冶・府中・魚)の豪壮な3基が奉納される。祭事に神饌を青柏の葉に盛って供えるところから、青柏祭の名の由来がある。しかし、この曳山がいつ頃から行われていたのか明らかではない。
 高さ12メートル、奥行5メートル、車の直径2メートルの壮大な曳山は、毎年趣向を変えた歌舞伎人形が飾られる。鉦や太鼓の囃子に木遣り音頭が乗り、宵山(鍛冶)・朝山(府中)・本山(魚)と曳山が次々と練り回って、祭り一色の3日間となる。曳山の見せ場は、T字などで90度の方向転換する際に行う「辻廻し」と「せり上げ」の技術にある。巨大な曳山が裏方の梃子役の命がけの技により回転させる様に、観衆は盛り上がり、拍手を送る。
 曳山の正面には、猿を描いた幕がつけられている。これは、毎春、申の日に娘を人身御供にするよう求めた、狒々を退治するというこの祭りに因んだ伝説に由来するものといわれている。


開催地
石川県七尾市山王町/大地主神社(市街地中心部)

開催日
5月3〜5日

指定
国指定重要無形民俗文化財

交通機関
大地主神社/JR七尾線「七尾駅」より、徒歩10分

お問い合わせ
七尾市商工観光課/Tel.0767(53)8424

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