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4 │ダイバーシティサポートブックない仕事もあるため、仕事に濃淡をつけ、納期を考えながら常にフル回転で仕事をしています。家族の協力なしでは両立が難しいので、家族に協力して欲しいことをきちんと伝え、お願いは具体的にするようにしています。もっと働きやすい会社になるためには。まだまだ根底に「育児は女性」という考えがあるのではないかと思います。女性が所属長と面談する時は、子育てや働き方についての話になるかと思いますが、同じ境遇の男性の面談はどうなのだろうと疑問を持っています。男性も家庭事情に応じて気兼ねなく休めるよう変わっていけばいいなと思います。家族参加型育児休業復帰セミナー育児休業中の社員のスムーズな職場復帰を図り、復帰後も安心かつ意欲を持って業務に取り組めるよう支援することを目的に「家族(配偶者・子供)参加型育児休業復帰セミナー」を年に1回開催しています。富山支店技術部送電工事チーム石川支店営業部営業担当育児・介護と仕事を両立する従業員は今後ますます増えることが予想されます。当社はすべての従業員が安心して働き続け、それぞれの能力を十分に発揮できる環境を整備しています。育児休業制度を取得◀※第2子が8カ月の時に45日間取得育休復帰前の不安は。復帰後、ちゃんと仕事ができるのか、仕事と家庭を両立できるのか、という漠然とした不安がありました。一方でまた働けるんだという期待もありました。休業中に職場を訪れる事に抵抗がありましたが、育児休業復帰セミナーは良いきっかけになりました。育児休業復帰セミナー参加後の変化は。仕事と育児を両立して頑張っている先輩社員や同じ境遇の人の話を聞き、「私も頑張ろう」と素直に思えました。また、セミナーで初めて交流できた参加者もいたので、新しい人脈を作ることもできました。両立する上で工夫していることは。仕事では出来るだけ無駄をなくすようにしています。他の人より勤務時間が短い一方で、お願いでき育休をとったきっかけは。妻から育休復帰後の仕事は出張や残業で忙しくなると聞いていましたので、次は私が育休を取得し、サポートしたいと思いました。また、共働きでずっとやっていくという方針でしたが、家事については妻に任せている部分が多かったため、家事をしっかりできるようになっておきたいという思いがありました。職場の反応は。仕事の調整等について上司が対応しやすいと考え、育休を取りたいという意向を育休に入る1年以上前に伝えました。緊張しましたが、二つ返事で「いいんじゃないか」と言ってくれましたし、周囲で驚く人はいましたが、反対する人はいませんでした。育休中の過ごし方は。育休に入って最初の頃は、妻と家事・育児の引き継ぎをしました。その後は、保育園での生活に備え、外の環境に慣れさせるために、散歩や、子育て支援センターに連れて行きました。また、復帰後の保育園の送迎は両親が担当するため、子どもを連れて実家にもよく顔を出しました。育休をとってみて感じたことは。育児は想像以上に大変で、育休中は自分の時間が全くありませんでした。また、育休復帰後、私の帰宅時間が遅いと妻の負担が大きくとなることを実感したため、早めに帰宅するよう心がけています。育児の経験は、段取りして、工程を立てて仕事を進めることに役立っていると思います。育児短時間勤務制度を取得◀育児休業復帰セミナーに参加◀これで安心配偶者出産休暇不安と仕事は抱えすぎない浜田 雅貴さん(子ども2人)出産・育児支援制度や取組み育児休業育児は妻と同じ思いを持って育児短時間勤務育児休業復帰セミナーなど宮下 愛美さん(子ども2人)安心して働き続けられる環境を目指しています

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