1.定期検査のための期間
平成8年10月17日(木)から平成9年1月17日(金)93日間
・発電停止 :平成8年10月17日
・発電開始 :平成8年12月23日
・総合負荷性能検査 :平成9年 1月17日
2.定期検査を実施した主な設備
下記の設備において検査を実施し,いずれも異常がないことを確認しております。
1) 原子炉本体 :原子炉圧力容器、炉内構造物、燃料の点検
2) 原子炉冷却系統設備:主蒸気系、給水系などの配管類、熱交換器、ポンプ、
弁類の点検
3) 計測制御系統設備 :冷却材圧力、流量計測装置などの計測制御系統設備の
点検、校正
4) 燃料設備 :燃料取扱装置の点検
5) 放射線管理設備 :放射線モニタリング設備などの点検、校正
6) 廃棄設備 :放射性廃棄物処理設備、固体廃棄物貯蔵庫の点検
7) 原子炉格納施設 :原子炉建屋、原子炉格納容器の気密試験
8) 非常用予備発電装置:非常用ディーゼル発電設備等の点検
9) 蒸気タ−ビン :タービン本体の開放点検、主要弁類、補機類の点検
10) 電気設備 :発電機、変圧器等の点検
3.定期検査期間を利用して実施した主な作業
1) 燃料の一部取替え
燃料集合体368体のうち、88体を新燃料に取り替えました。
2) 出力領域計測装置検出器取替工事
出力領域計測装置の検出器集合体20体のうち5体を取り替え、性能維持を
図りました。
3) 制御棒駆動機構取替工事
制御棒駆動機構89体のうち分解点検を行った13体について、同一設計の
予備品と取り替えました。
|