当社はこのほど、『北陸地方電気事業百年史』を刊行いたしました。
北陸地方に初めて電気を灯した富山電灯(株)が設立された明治31年(1898年)2月25日から、本年でちょうど100年を迎えるのを記念して、平成６年7月、社内に「北陸地方電気事業百年史編纂委員会」を設置し3年余りをかけて、この間の北陸地方の電気事業の歩みを史実に基づいて電気事業史としてとりまとめたものです。
全概要
(1)編纂方針:
・歴史的な発展過程を、産業の発展や地域社会の変遷を背景としたなかで、史実に基づき客観的に記述。
・対象範囲は、現在の当社供給区域。
・対象事業者は、公営電気事業、自家発電等を含む。
(2)執筆:
平成6年9月以降、山崎広明東京大学名誉教授をはじめ、5名の方が分担して執筆。
(3)構成: 980ページ(口絵、本文、資料・年表編)
| 本文構成 |
内 容 |
期 間 |
| 第１章 |
北陸地方における電気事業の形成 |
創始期〜大正9年 |
| 第２章 |
水力開発と北陸地方の工業化 |
大正10年〜昭和6年 |
| 第３章 |
中央大電力企業の展開と地元中核企業の発展 |
昭和7年〜13年 |
| 第４章 |
戦時国家管理下の電気事業 |
昭和14年〜20年終戦時 |
| 第５章 |
電気事業再編成と北陸地方 |
昭和20年終戦時〜26年4月 |
| 第６章 |
北陸電力の発足と水力開発の促進 |
昭和26年5月〜35年 |
| 第７章 |
需要の増大と火力開発の推進 |
昭和36年〜48年 |
| 第８章 |
経営環境の激変への対応 |
昭和49年〜59年 |
| 第９章 |
21世紀へ向かう北陸地方と電気事業 |
昭和60年〜平成8年 |
(4)制作部数: 4,000部
(5)配布先:
・関係官庁、地方自治体、経済諸団体、学校、図書館など公共的閲覧箇所への贈呈。
・なお、希望者には有料で頒布(ただし、部数限定)。
(6)問い合わせ先:
地域総合研究所「百年史編纂事務局」TEL0764-41-4151(代表)
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