燃料費調整制度の調整単価について

平成10年10月28日
北陸電力株式会社

　本日、平成10年9月分の通関統計の確報が公表されたことに伴い、平成11年1月分から3月分までの電気料金について、調整単価が確定しましたのでご案内いたします。今回は為替レートが4〜6月に比べて円安となり、原油・石炭の価格が上昇したことから、現行水準（10月〜12月分料金）に比べ、値上げの調整となります。なお、本年2月の料金改定時に対しては、値下げの調整となります。

(単位:円/kl)

平成10年7〜9月の 平均燃料価格	基準燃料価格	調整を行わない 平均燃料価格の範囲
9,800	10,700	10,200〜11,200

平成11年1月分から3月分までの電気料金について，次の単価にその月のご使用量を乗じた金額を加算して調整いたします。

(単位:銭/kWh)

適用対象	燃料費調整単価	10〜12月分 調整単価との差
低圧でお使いのお客さま	−１０	（＋４）
高圧でお使いのお客さま	−１０	（＋３）
特別高圧でお使いのお客さま	−１０	（＋３）

［従量電灯B, 30A, 310kWh／月ご使用。現行水準で7,410円（消費税込み）］への影響額

現行水準と比較して、月額12円高くなります。
本年２月の料金改定時に対しては、月額33円安くなります。

12月検針の際に、「北陸電力からのお知らせ（検針票）」で平成11年1月分から3月分に適用される調整単価をお知らせいたします。

	料 金 改定時	平成10年
		７月	８月	９月	平均
原 油(円/kl)	14,045	11,555	11,836	11,483	11,625
石 炭(円/t)	5,238	5,555	5,644	5,334	5,519

為替ﾚｰﾄ(円/$)	117	140	143	139	141
原油価格($/b)	19.1	13.1	13.1	13.2	13.1

• 為替レートや燃料価格の変動をより迅速に電気料金に反映させるため、平成8年1月から導入いたしました。
• 料金改定時の基準燃料価格（平成9年7月〜9月の平均値）と四半期ごとの平均燃料価格を比較して、その燃料費の変動幅に応じて電気料金を自動的に調整する制度です。
• 四半期ごとの平均燃料価格の変動幅が基準燃料価格の±5%程度以内の場合は調整しません。
• 四半期ごとの平均燃料価格が基準燃料価格の1.5倍以上となった場合は、1.5倍を上限として調整いたします。（上限燃料価格 16,100円／kl）。

以　上

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