志賀原子力発電所1号機の手動停止について
平成10年1月10日
北陸電力株式会社
志賀原子力発電所1号機の手動停止について
当社志賀原子力発電所1号機(沸騰水型、定格出力54万キロワット)は、定格出力運転中のところ、本日午前8時17分に2台ある主復水器の内1台の出口導電率に上昇が見られました。このため、8時35分から出力降下を開始しましたが、導電率(*)の上昇傾向が継続しているため、9時47分に原子炉を手動停止しました。
なお、外部への放射能の影響はなく、非常用炉心冷却装置の作動もありません。
以上
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復水器出口導電率とは、タービンを回した後の蒸気が復水器で冷却されて水になりますが、その水の中の不純物(海水等)の混入量を示すものです。
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