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志賀原子力発電所の概況、トピックス、運転保守情報について等、毎月レポートいたします。
（１）志賀原子力発電所1号機
3月は定期検査のため停止していました。（平成23年10月8日より第13回定期検査を実施中）
（２）志賀原子力発電所2号機
3月は定期検査のため停止していました。（平成23年3月11日より第3回定期検査を実施中）
志賀原子力発電所「技術発表会」を開催
3月29日、志賀原子力発電所において、技術発表会を開催しました。
この技術発表会は、日々の業務を通じて得られた成果を広く所員に紹介することにより、関連する各課がより広い視野で業務を推進するための情報交換の場として、開催しているものです。
今回は、2号機燃料プール冷却浄化系全停に伴う放射線管理上のリスク評価や、内部脅威対策の強化として実施している信頼性確認検査の検査装置をテーマとした発表が行われ、発表者と参加者との間で活発な質疑応答が行われました。
また、発表会には発電所員約50名が参加し、参加者からは、「放射線管理上の注意点について分かりやすく説明しており良かった。」、「今後もぜひ、このような場を活用して技術力の向上に努めたい。」等の意見が寄せられました。
技術発表会の様子
志賀原子力発電所における事故、故障等に関する情報です。
これは、法令・安全協定等に基づき、国、石川県、志賀町等関係自治体に連絡しているものです。
3月は、該当するものはありませんでした。
志賀原子力発電所における機器の修理等の運転保守に関する情報です。
これは、法令および安全協定には該当しませんが、連絡基準覚書等に基づき石川県、志賀町等関係自治体に連絡しているものです。
| 発生月日 | 連絡月日 | 件名・事象の概要 | 連絡区分 | 詳細 |
| 平成30年 3月7日 | 平成30年 3月7日 | 志賀原子力発電所２号機 三菱電線工業株式会社の不適合品納入について ３月７日、志賀原子力発電所２号機に納入された部品において、要求仕様を満たしていないものが組み込まれている可能性がある旨、日立ＧＥニュークリア・エナジー株式会社（以下、日立ＧＥ）から報告を受けました。 ２号機の第２回定期検査時に、制御棒駆動系水圧制御ユニット・スクラム弁（以下、スクラム弁）の取替部品として納入されたＯリング（オーリング；三菱電線工業製）18個のうち、最大で４個、日立ＧＥの要求仕様（硬さ）を満たしていないものが含まれていた可能性があるというものです。 当社では、Ｏリングを取り替えたスクラム弁については、第２回定期検査時に作動試験、漏えい試験を行うとともに、その後運転中の巡視点検により漏えい等の異常がないことを確認していますが、この停止期間中に取り替えることとします。 なお、本件は、神戸製鋼所や三菱マテリアル等のデータ改ざん等の不適切行為に対する一連の調査の中で判明したものですが、不適切行為に該当するものではありません。 当社としては、現在、神戸製鋼所や三菱マテリアル等の不適切行為の有無について確認を行っているところであり、今後も引き続き確認を実施するとともに、異常が確認された際には、適切に対応してまいります。 | Ⅱ | ﾌﾟﾚｽ ﾘﾘｰｽ 3/7 |
連絡基準覚書とは、石川県、志賀町との間で締結した「志賀原子力発電所における石川県・志賀町への連絡基準に係る覚書」です。
連絡区分 Ⅰ ： 直ちに連絡が必要なもの
連絡区分 Ⅱ ： 区分Ⅰよりも緊急性の程度は低いが、速やかな連絡が必要なもの
連絡区分 Ⅲ ： 保守情報として定期的（原則、翌月10日まで）に連絡することが適当なもの
