北陸の雷の特徴
北陸では冬も発雷しますので、十分な対策が必要です。
冬の雷の特徴
- エネルギーの大きな雷が多い(夏の雷の100~数百倍)。
- 落雷数は少ないが、一日中発雷する(雪やあられの前触れが多い)。
- 日本海沿岸に多く、海岸線から35km以上の内陸部では少ない。
全国の雷雨日数

赤で示した地域は、30日以上
(1954年~1963年の平均値)気象庁,電力中央研究所「雷雨10年報」より抜粋
雷雲の形状

冬の雷雲は季節風により横倒しとなる
各地の月別雷日数
北陸は冬の雷日数が多い。
(1981~2010年の30年平均値,「理科年表 平成24年」より)





北陸の時刻別発雷件数
夏の雷は午後から夕方にかけて発生することが多く、冬の雷は発生する時間に偏りがない。
(※ グラフは,1993年11月~1996年10月の3ヵ年累計件数)
夏期(4月~10月)の雷

冬期(11月~3月)の雷

夏季雷と冬季雷の撮影例
夏季雷(下向き雷)の例

冬季雷(上向き雷、多地点同時落雷)の例
