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志賀原子力発電所2号機の申請・審査状況

志賀原子力発電所の安全対策

原子力規制委員会の審議状況

原子力規制委員会(平成28年4月27日)

第6回原子力規制委員会において、志賀原子力発電所敷地内破砕帯に関する評価書が報告・受理されました(評価書結論:S-1は「変位したと解釈するのが合理的と判断する」等)。評価書には、「今回の評価は、限られた資料やデータに基づいて行われており、より正確・確実な評価にするためにはデータ等の拡充が必要」として6項目の「今後の課題」が示されています。
今後は、正式な行政手続きである志賀2号機の新規制基準適合性確認審査において、あらためて敷地内破砕帯の審議が行われることになります。
なお、同日、評価書の原子力規制委員会への報告に対する当社コメントをホームページに公表しています。



第8回評価会合(平成28年3月3日)

ピア・レビュー会合(11月20日)において、レビュアーから評価の根幹にかかわる多くのコメントが出されたことを受け、評価書案について、改めて議論がなされました(今回提示された評価書案結論:S-1は「変位した可能性が否定できないと解釈するのがより合理的と考える」等)。
なお、同日、当社は、第8回評価会合に対する当社コメントをホームページに公表しています。



ピア・レビュー会合(平成27年11月20日)

第7回評価会合(7月17日)における有識者意見を反映した評価書案について議論がなされ、レビュアーから旧トレンチの解釈や有識者の解析モデル等に対する疑問や異論など、評価の根幹にかかわる多くのコメントが出されました。
なお、同日、当社は、ピア・レビュー会合に対する当社コメントをホームページに公表しています。



原子力規制委員会「志賀原子力発電所敷地内破砕帯の調査に関する有識者会合」への意見書提出(平成27年8月10日)

当社は、第7回評価会合(7月17日)において提示された「志賀原子力発電所の敷地内破砕帯の評価について(案)」に対し、当社の意見を取りまとめ、原子力規制委員会「志賀原子力発電所敷地内破砕帯の調査に関する有識者会合」に提出いたしました。
なお、同日、当社は、評価書案に対する当社意見書の提出についてプレスリリースしています。



第7回評価会合(平成27年7月17日)

有識者会合による評価書案が提示され議論がなされました(評価書案では、敷地内シームは「12~13万年前以降に活動したことを肯定する明確な根拠は認められない」としながらも「変位、変形を生じた可能性は否定できない」と結論)。
なお、同日、当社は、評価書案は合理的な判断とは言いがたいとし、意見書を提出する旨のコメントをホームページに公表しています。



第6回評価会合(平成27年5月13日)

各有識者の見解が示され、有識者間で議論が行われました。会合では、「敷地内シームの活動の可能性は否定できない」とする有識者の見解が示される一方、今回の調査結果からは「後期更新世以降に明らかにずれ動いた証拠は確認できなかった」ことも確認されました。
なお、翌14日、当社は、第6回評価会合への当社コメントをホームページに公表しています。



現地調査(平成27年4月17日)

現地調査では、以下について実施されました。

  • シームS-2・S-6トレンチ調査
  • シームS-2・S-6薄片観察
  • ボーリングコア観察


第5回評価会合(平成27年2月27日)

原子力規制庁が作成した「第3回評価会合までの指摘事項」に対し、当社は、前回会合に引き続きコメント回答(S-2・S-6 トレンチの追加観察結果等)を行い、有識者からの質問等を含め、審議が行われました。
第5回の会合で、論点に係るすべての指摘事項についてのコメント回答が終了しました。
資料等については、原子力規制委員会ホームページからご覧いただけます。



第4回評価会合(平成26年12月26日)

原子力規制庁が作成した「第3回評価会合までの指摘事項」に対し、当社は、S-1の旧トレンチの評価及びシームの運動方向等に関する調査・検討結果について、総括的に整理したコメント回答を行い、有識者からの質問等を含め、審議が行われました。
次回は、S-2・S-6トレンチについて追加で実施した観察結果も含め、引き続き議論される予定です。
資料等については、原子力規制委員会ホームページからご覧いただけます。



第3回評価会合(平成26年10月3日)

原子力規制庁が作成した「確認事項」を基に,①S-1の活動性,②S-2・S-6の活動性について,有識者のみで議論がなされました。
資料等については,原子力規制委員会ホームページからご覧いただけます。



第2回評価会合(平成26年7月11日)

7月4日に原子力規制委員会に提出した追加調査結果(11項目)のうち10項目について当社から説明し、有識者からの質問等を含め、審議が行われました。
次回会合では、有識者間相互の議論が行われる予定であり、規制庁は議論のポイントを整理するとしました。
資料等については、原子力規制委員会ホームページからご覧いただけます。



第1回評価会合(平成26年3月24日)

当社より、2月22日~23日の現地調査時の有識者からのコメントに対し、現時点において回答できるものについて説明を行いました。
次いで、各有識者が順に現地調査に基づく見解・コメントとして、資料を用いた説明がなされ、審議が行われました。
なお、5月15日の原子力規制庁との面談において、規制庁より、第1回評価会合における有識者からの指摘は11項目に整理される旨が伝えられています。
資料等については、原子力規制委員会ホームページからご覧いただけます。



現地調査(平成26年2月22日・23日)

現地調査では、以下について実施されました。

  • 岩盤調査坑調査
  • シームS-1表土はぎ調査・トレンチ調査
  • シームS-6トレンチ調査
  • シームS-2トレンチ調査
  • ボーリングコア調査
  • 各種試料や調査記録の確認(研磨片・薄片、空中写真、音波探査記録)
  • 海岸部調査
  • 福浦断層調査

現地調査


事前会合(平成26年2月14日)

事前会合では、現地調査に向け、当社からの最終報告の説明及び有識者からの技術的事項の確認が行われるとともに、有識者から、資料の追加提示や現地調査時における調査箇所の追加等の要望がありました。
資料等については、原子力規制委員会ホームページからご覧いただけます。