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電磁界

疫学研究とは

 人を対象に病気の原因と思われる環境因子を設定し、その因子が病気を引起こす可能性(例えば喫煙と肺がんの関係など)を調べる統計的研究です。
 ただし、偶然による場合や別の因子(交絡因子)を完全に排除できないことから、疫学研究の結果だけで因果関係を結論づけることはできないとされています。

研究の進め方(症例対象研究)




疫学研究の例

「スウェーデン カロリンスカの研究」

《スウェーデンの高圧送電線の近くに住む人たちにおける磁界とがん》
スウェーデン カロリンスカ研究所 1992年

(研究の内容)
 1960年から1985年まで25年間の記録を基に、220kVと400kVの送電線から300m以内に住む約50万人を統計学的に調査を行ったものです。
 その結果、小児白血病と計算による磁界推定値の間に弱い関連性が見られましたが実際の磁界測定値との関連性は認められませんでした。また、脳腫瘍、成人のがんについては磁界との関連は認められませんでした。

(研究に対する評価)
 通産省(現 経済産業省)資源エネルギー庁では、この研究について磁界暴露量はいずれも推定値であることやがんの症例数が少ない(3mG以上の磁界では、がん患者7名)ことなどから、統計的な精度が低いと評価しています。
 この研究の研究者であるファイヒティング博士自身は「研究結果は、電磁界と白血病との関連性について示唆したものであって、電磁界が小児白血病を起こすと証明されたものではない」としています。

「英国小児がん研究」

《商用周波磁界への曝露と小児ガンのリスク》
英国小児がん研究(UKCCS)調査グループ 1999年

(研究の内容)
 1999年12月、英国において、症例数が2,000を超えるこれまでにない大規模な疫学研究の結果が公表され、「電力供給に関連する磁界が、小児白血病、中枢神経系のがん、その他の小児がんのリスクを増加させるという証拠は得られなかった。」と結論づけられました。

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